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「テケリ・リ、テケリ・リ」("Tekeli-li, Tekeli-li")という独特の鳴き声をあげる。これは[[エドガー・アラン・ポー]]の作品『[[ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語]]』に登場した鳥の鳴き声をラヴクラフトがモデルとしたものであり、もとは、「古のもの」の出す音をショゴスたちが真似て声帯器官を発達させたもの。また[[:en:Charles Romeyn Dake|チャールズ・ロウミン・デイク]]の『奇怪なる発見』や、[[ルーディ・ラッカー|ルドルフ・ラッカー]]の編集したヴァージニア在住のメイソン・アルジャース・レイノルズの報告においても言及されている。
 
==== 狂気の山脈にて ====
数億年前に地球に飛来した「古のもの」によって作られ、肉体労働のための奉仕種族として扱われていた。もともと知能はなく「古のもの」の催眠術のような暗示で働いていた。しかし自身が発生させた脳を固定化することで[[知能]]を持つようになり、創造主である「古のもの」に反抗して全面戦争を引き起こした。2億5千万年前に最初の反乱が発生し、何度も鎮圧されたが「古のもの」たちは、あらゆる労働力をショゴスに依存しており、全滅させることも出来ず、また有効な反撃手段もなく追い詰められ、他の種族との戦争にも敗れて壊滅的な損害を受けた。しかも非常に生命力の強いショゴスたちは、陸上に進出してしまい手が出せなくなってしまう。奇しくも「古のもの」を海中に追いやった大いなる[[クトゥルフ|クトルゥフ]]や[[ミ=ゴ]]たちが地球上から去り、地上が安全になったためである。しかしそれ以外のショゴスは、「古のもの」に最終的に地底深くに封印された。しかし彼らの内、「古のもの」の目の届かない場所で生存した者たちが地球生命の起源に繋がったと仄めかしている。
 
==== 他の作品での登場 ====
ラヴクラフトの『[[インスマウスの影]]』では[[深きものども]]がショゴスを使役しているらしいことが仄めかされる。また『戸口にあらわれたもの』にも登場する。さらに[[マイクル・シェイ]]の短編『ファットフェイス』には、ショゴスの一種で人間に擬態できるショゴスロード(shoggoth lord)という種族が登場する。