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: なお、生産されたものは砲塔を外したBTの車体のターレットリングを簡易的に塞ぎ、検討用に砲塔を搭載したモックアップモデルに等しいもので、本格的な実用車両は製作されていない。「BT-4」の名称で実用車両として使用されている写真が存在しているが、これらは画像をコラージュして製作された想像図である。
; [[BT-5]]
: 装甲材質を向上させ、また主砲を37mm砲の拡大版である45mm20k戦車砲に強化した。砲塔は当初円形で後部に箱型バスル(外付けの雑具箱ではなく砲塔の一部)の付いた形状であったが、標準型ではバスル部が大型化され側面装甲と一体につながった物になった(同じ砲塔を持つ[[T-26]]軽戦車と同様である)。一部は夜戦用に防盾上に[[サーチライト]]を二基装備しているが、これと車体前面のライトは無防備であり、最初の戦闘で30%が被弾による破損で使用不可能になったという。
: 機関室上面の異物混入防止用金網製カバーや大型マフラーは当初から標準装備で、マフラーはやはり筒型排気管に変更された。
: {{main|BT-5}}
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::: OT-7の試作型。車体ではなく主砲の代わりに火炎放射装置を搭載した砲塔を装備している。
:
; BT-IS
: BTシリーズの起動輪と最後尾転輪を接続する装輪式走行機構を車体側面上部左右内に通したドライブシャフトを介して駆動する方式に改め、操行用の最前部転輪(第1転輪)以外の左右3輪を駆動する方式に改めた試作車両。BT-2がベースのものからBT-5およびBT-7をベースにしたものまで各種が試作され、BT-5/7を基にしたものは車体側面の装甲板が傾斜装甲になっていることが特徴である。装輪走行時の駆動輪を第2~3転輪として全輪駆動に近い形としたため、装輪走行時でも路外走破性が高く、装軌走行中に片側の履帯が切れても走行不能になることがない、という利点があったが、構造が複雑になりすぎ信頼性と整備性が低い、という問題も生じた。
: 1930年代を通して開発と試験が行われ、1938年には量産型の発注がなされたが、同年中に計画中止となった。
; BT-SV
: BT-7 新砲塔型を元に、車体を傾斜装甲の組み合わせた新型車体とした試作車両。