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[[地球]]の[[地軸|自転軸]]は、[[公転]]軌道面に対して約23.4度傾いており、この傾きが季節によって一日中太陽の昇らない極夜を極圏に作り出している。
極夜が起きる時期は、北極圏では冬至の前後、南極圏では夏至の前後(現地における夏)である。また、極夜が起きる期間の長さは緯度により異なり、高緯度になるにつれてその期間は長くなる。例えば、北極線上(北緯66.6度)で白夜が起きる期間は12月1日ごろから1月8日ごろまでであるのに対し、スヴァールバル諸島(北緯78度)では11月23日ごろから2月28日ごろまでとなる。
 
 
毎年、南極圏では[[夏至]]前後(現地における冬)、北極圏では[[冬至]]前後に極夜が起こる。極夜が起こる期間の長さは緯度により異なり、高緯度になるにつれてその期間は長くなる。地域によっては約2か月の間この現象に見舞われる。そのため特に暗い日として北極圏の[[英語圏]]では冬至のことを「ミッドウィンター」と呼ぶ。また、極夜の時期は[[オーロラ]]が最も綺麗に長く見ることのできる時期とされ、他にも[[極成層圏雲]]を観測することができる。しかし、知床半島は北緯44度に位置しており、極夜になることはない
 
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