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== ヴァイキングの舟 ==
[[ファイル:oseberg_longship.png|thumb|[[オーセベリ船|オーセベリ]]<br>(Oseberg)のロ[[ヴァイキングシップ]]船博物館 (オスロ)|ヴァイキング船博物館]]ノルウェーオスロ)]]
{{main|ヴァイキング船}}
ヴァイキングは「[[ロングシップ]]」と呼ばれる喫水の浅く、細長い舟を操った。ロングシップは外洋では帆走もできたが、多数のオールによって漕ぐこともでき、水深の浅い河川にでも侵入できた。また陸上では舟を引っ張って移動することもあり、ヴァイキングがどこを襲撃するかを予想するのは難しかった。まさに神出鬼没といえる。このため、[[アングロ・サクソン人]]諸王国や[[ヨーロッパ大陸|大陸]]の[[フランク王国]]も手の打ちようがなく、ヴァイキングの襲撃を阻止することはできず、甚大な被害を受けることになる。{{要出典範囲|戦闘に主に用いられた|date=2015年3月}}<!--『ヴァイキングの暮らしと文化』ここから-->ロングシップのほか、戦闘にも貿易にも使用できたと考えられている[[クナール]]など、ヴァイキングは何種類かの船を併用していた<ref>『ヴァイキングの暮らしと文化』p. 116.</ref>。
 
[[ヴァイキング船]]については、ノルウェーのオスロ郊外ビュグドゥイにある[[ヴァイキング船博物館 (オスロ)|ヴァイキング船博物館]]、およびデンマークの[[ロスキレ]]にある[[ヴァイキング船博物館 (ロスキレ)|ヴァイキング船博物館]]が中心となって研究がおこなわれている。オスロのヴァイキング船博物館には、オーセベリ船やゴクスタ船が展示されている。また、ヴァイキングには、船を副葬にする慣習があり、ノルウェー・[[ヴェストフォル県]][[トンスベルグ]]近郊のオーセベリ農場の墳丘墓で見つかった[[オーセベリ船]]や、<!--『ヴァイキングの暮らしと文化』ここから-->同じくノルウェーのヴェストフォル県サンデフィヨルドのゴクスタ農場墳丘墓で見つかった[[ゴクスタ船]]など、いくつかの船が完全な形で発掘され、ヴァイキング船の研究に大きな役割を果たした<ref>『ヴァイキングの暮らしと文化』p. 114.</ref>。オスロのヴァイキング船博物館には、[[オーセベリ船]]および[[ゴクスタ船]]、[[トゥーネ船]]が展示されている
 
== 商業 ==