「おんな城主 直虎」の版間の差分

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===万千代の活躍===
さらに数年後、成長した虎松は、井伊家再興を決意する。虎松は、小野の遺児で幼馴染の'''小野万福'''と共に家康に出仕し、'''井伊万千代'''の名を与えられる。二人の仕えは草履番より始まるが、役目を完璧にこなし[[小姓]]となる。さらに万千代は、[[田中城]]の戦いと[[高天神城の戦い]]で武功を上げ、二万石の知行を与えられる破竹の出世を成す。また知行それに伴い、小野と井伊の遺臣を自分の家臣として迎えていく。しかし出世や手柄、名誉を焦り、近藤から井伊谷を奪い返したい万千代と、近藤とも良好な関係を築き、井伊谷の安寧を願う直虎とが激しく対立する。
 
一方徳川は、同盟相手の'''織田信長'''からの圧力で、家康の嫡男'''信康'''と正室の'''瀬名'''を死なす。最愛の二人を失い、家康、そして徳川家中は悲しみに沈む。瀬名は直虎にとっても、幼少からの親友でもあった。生涯を通じて悲劇を重ねた直虎は、この世から戦さを無くす、という夢を抱くようになる。万千代も直虎の夢を共有し、二人の対立は氷解。万千代は立身出世のみならず、夢の実現のため、家康と徳川家を支えることを決意する。悲しみを乗り越えた徳川家中は一致団結し、直虎も協力して[[本能寺の変]]による危機を乗り越える。だがその直後、直虎は[[肺結核|労咳]]を患い急死する。
 
[[本能寺の変]]の後、直虎は[[肺結核|労咳]]を患い急死する。直虎から井伊の魂受け継いだ万千代は、喪失感を乗り越え、北条との和睦交渉を成功させる。家康は、褒美として万千代の元服を認め、井伊家と小野家の通り字を合わせた'''直政'''の名と、[[赤備え]]の武田旧臣、松下、近藤を含めた家臣団とを与える。直政は併せて士大将に命じられ、井伊は徳川家を支える重臣となる。直虎は死後も井伊谷の「殿」として民に慕われ、里の豊かな実りを見守るのだった
 
== 登場人物 ==