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'''叙階'''(じょかい)とは、[[キリスト教]]において位階制の職務につかせるために按手する儀式こと[[典礼]]の一種
 
[[カトリック教会]]では'''叙階'''という名称を用い、[[秘跡]]である。[[東方正教会]]では神品[[機密]]と呼ばれ、神品機密を執行して[[神品]]に任ずることを'''叙聖'''(じょせい)といい、教義上[[機密]]として扱う。
[[聖公会]]と[[プロテスタント]]諸教会では'''叙品'''(じょひん)という。
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'''カトリック教会'''の位階制度では、かつて上級叙聖職位の上位として[[司教]]、[[司祭]]、[[助祭]]、副助祭があり、さらに下級叙階として侍祭、祓魔師、読師、守門のあわせて87つの位階があった。これは[[トリエント公会議]]においてでは教理として定められた。
 
しかし、[[第2ヴァティカン公会議]]で助祭に属する副助祭が聖職位階の下位に変更されさらに教皇[[パウロ6世 (ローマ教皇)|パウロ6世]][[1972年]][[8月15日]]の使徒的書簡自発教令『ミニステリア・クエダム(Ministeria quaedam)』によって、副助祭と下級叙り聖職位の下位の廃止を宣が提したされ、現在は実質的に廃止になっている下級叙
聖職位階の職務下位のうち、読師は「'''宣教奉仕者'''」、侍祭は「'''祭壇奉仕者'''」として信徒使徒職、奉仕職となった。
 
聖職位階を受けるものは男性で、終生独身でなければならないが、[[終身助祭]]に関しては既婚者を認めることもある。一般的に司祭に対しては[[神父]]という敬称が用いられている。<br>