「ラッシュ (カナダのバンド)」の版間の差分

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| Name = ラッシュ<br />Rush
| Img = Rush in Philly 2012! (8096408848).jpg
| Img_capt = USA.フィラデルフィア公演 (2012年10月)
| Img_size = 250px<!-- サイズが250ピクセルに満たない場合のみ記入 -->
| Landscape = yes<!-- 画像の横幅が広く、高さが小さい場合に“yes”を記入 -->
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| Alias =
| Origin = {{CAN}}<br />[[オンタリオ州]] [[トロント]]
| Genre = [[プログレッシブ・ロック]]<ref name="cube_rush">[http://www.cube-music.com/f-artists/band-group/rush/ Rush - ラッシュ] - キューブミュージック・2015年10月5日閲覧。</ref><br />[[ハードロック]]<ref name="cube_rush" /><br/>[[スタジアム・ロック|アリーナ・ロック]]
| Years_active = [[1968年]] - [[2015年]]現在
| Label = Moon Records<br/>Anthem Records<br/>[[マーキュリー・レコード]]<br/>[[アトランティック・レコード]]<br/>[[ヴァーティゴ]]<br/>[[ロードランナー・レコード]]
| Production =
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}}
 
'''ラッシュ'''(''Rush'')は、[[カナダ]]出身の[[スリーピース]]・[[ロック (音楽)|ロック]][[バンド (音楽)|バンド]]。
 
同国の国民的グループであり、北米における[[プログレッシブ・ロック]]の先駆者としても知られる。母国最大の音楽賞『[[ジュノー賞]]』を数多く受賞し、[[1994年]]に同賞の殿堂(Canadian Music Hall of Fame)入り。[[2013年]]には 『[[ロックの殿堂]]』入りも果たした<ref>[https://www.cinematoday.jp/news/N0048622 カナダのロックバンド、ラッシュが殿堂入り!] - シネマトゥデイ</ref>。
 
== 来歴 ==
[[File:Rush-in-concert.jpg|thumb|220px|right|イタリア・ミラノ公演 (2004年9月)]]
[[File:Geddy-henhouse.jpg|thumb|220px|right|カナダ・オタワ公演 (2007年9月)]]
[[File:Rush all.JPG|thumb|220px|right|カナダ・トロント公演 (2010年7月)]]
[[1968年]]、トロントの郊外ウィローデイルにて[[アレックス・ライフソン]]、{{仮リンク|ジェフ・ジョーンズ (ミュージシャン)|en|Jeff Jones (musician)|label=ジェフ・ジョーンズ}}、[[ジョン・ラトジー]]の3人で結成。同年、ジェフ・ジョーンズが脱退し、二代目ベーシストとしてアレックスの友人[[ゲディー・リー]]が加入。
 
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=== ラッシュらしさの確立 ===
次作『[[パーマネント・ウェイヴス]]』では、レーベルの意向も強くあり、『短い曲でシングルをリリースする』という目標が立てられた。そして生まれたのが、4分59秒の「The Spirit of Radio」であった。この「耳馴染み易いポップな歌」と「技巧性の高い演奏&複雑なリズムアレンジ」との両立が、以降のラッシュの独自性になっていく。<br />
その後[[エレクトロ・ポップ]]や[[グランジ]]等時代の流行を柔軟に取り入れながら順風満帆に活動していたが、[[1997年]]に娘を交通事故、翌年妻を癌で立て続けに失う不幸がニールを襲う。
 
=== 活動休止~復活、終焉現在 ===
その後[[エレクトロ・ポップ]]や[[グランジ]]等時代の流行を柔軟に取り入れながら順風満帆に活動していたが、[[1997年]]に娘を交通事故、翌年妻を癌で立て続けに失う不幸がニールを襲う。
悲嘆に暮れたニールはバンド活動への意欲も失い、[[1998年]]にバンドは活動を休止。ニールは放浪の旅へと出る。<br />
一時期は完全な解散も示唆されていたが[[2001年]]に活動を再開し、翌年『[[ヴェイパー・トレイルズ]]』を発表。音楽性は純粋なハードロックサウンドへと回帰した。最新作『[[クロックワーク・エンジェルズ]]』はハードロック調の楽曲にストーリー性を持たせた歌詞を乗せたコンセプト・アルバムという、プログレ時代を髣髴とさせる作品となっている。
 
[[2015年]]にデビュー40周年記念ツアー「R40」を開催。ニールの[[腱鞘炎]]悪化のため、これがファイナルツアーになると発表された<ref>[http://nme-jp.com/news/10180/ ラッシュ、ドラムのニール・パートが引退の意向について語る] - NME JAPAN</ref>。ただし解散ではなく、今後創作には意欲はあると唆はてい<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000122236 ラッシュ「ニールはツアーをやらない理由を説明しただけ」] - BARKS</ref>、[[2018年]]にライフソンは、改めて活動は終了している旨を伝えた<ref>{{Cite web |url=https://www.barks.jp/news/?id=1000151101 |title=アレックス・ライフソン「基本的にラッシュは終わった」 |publisher=BARKS |date=2018-01-22 |accessdate=2018-04-25 }}</ref>。
=== 活動休止~復活、終焉 ===
悲嘆に暮れたニールはバンド活動への意欲も失い、[[1998年]]にバンドは活動を休止。ニールは放浪の旅へと出る。
 
一時期は完全な解散も示唆されていたが[[2001年]]に活動を再開し、翌年『[[ヴェイパー・トレイルズ]]』を発表。音楽性は純粋なハードロックサウンドへと回帰した。最新作『[[クロックワーク・エンジェルズ]]』はハードロック調の楽曲にストーリー性を持たせた歌詞を乗せたコンセプト・アルバムという、プログレ時代を髣髴とさせる作品となっている。
 
[[2015年]]にデビュー40周年記念ツアー「R40」を開催。ニールの[[腱鞘炎]]悪化のため、これがファイナルツアーになると発表した<ref>[http://nme-jp.com/news/10180/ ラッシュ、ドラムのニール・パートが引退の意向について語る] - NME JAPAN</ref>。ただし解散ではなく、今後の創作意欲はあると示唆はしていたが<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000122236 ラッシュ「ニールはツアーをやらない理由を説明しただけ」] - BARKS</ref>、[[2018年]]にライフソンは、改めて活動は終了している旨を伝えた<ref>{{Cite web |url=https://www.barks.jp/news/?id=1000151101 |title=アレックス・ライフソン「基本的にラッシュは終わった」 |publisher=BARKS |date=2018-01-22 |accessdate=2018-04-25 }}</ref>。
 
== ギャラリー ==
<gallery widths="180px" heights="135px">
File:Rush-in-concert.jpg|イタリア・ミラノ公演 (2004年9月)
File:Rush at USANA Amphitheater.jpg|USAウェストバレーシティ公演 (2007年8月)
File:Geddy-henhouse.jpg|カナダ・オタワ公演 (2007年9月)
File:Rush all.JPG|カナダ・トロント公演 (2010年7月)
File:Rush in Philly! 2012 (8095266492).jpg|鍵盤を奏でるゲディー (2012年12月)
</gallery>
 
== メンバー ==
===最終ラインナップ===
*[[ゲディー・リー]]:Geddy Lee - ボーカル/ベース/キーボード/ペダルベース (19681968- - 2015)
*: [[ジョン・エントウィッスル]]らの影響を強く受けた所謂リードベースを弾きながら、「魔女」「鶏の首を絞めた声」と称される強力なハイトーンで歌うスタイルが特徴。更に曲中でベースとキーボードを交互に弾き分けたり、ベースを弾きながらペダルベースを演奏するというスタイルも持つ。 [[ミュージックシーケンサー|シーケンサー]]による自動演奏も援用するようにはなったが、「自分で弾ける限りは弾く」という基本姿勢があると言われる。使用しているベースは[[フェンダー・ジャズベース]]、[[リッケンバッカー]]、[[スタインバーガー]]、[[ウォル]]など。
*[[アレックス・ライフソン]]:Alex Lifeson - ギター (19681968- - 2015)
*: デビュー当初は[[ディストーション (音響機器)|ディストーション]]をかけたギターの[[リフ]]を主体としていたが、その後は音楽性の変遷に合わせ、80年代には[[ポリス (バンド)|ポリス]]の[[アンディ・サマーズ]]のようなコードカッティングと[[ディレイ (音響機器)|ディレイ]]処理を組み合わせ、90年代はグランジ風のオープンコードを駆使するなど様々な奏法を取り入れている。ライブ演奏においても、シーケンサーやテープとの[[同期]]を試み、ソロに多少のアレンジを加えた演奏をしている。近年ではキーボードを演奏することもある。
*[[ニール・パート]]:Neil Peart - ドラムス/パーカッション (19741974- - 2015)
*: 「要塞」と俗称される、ありとあらゆる打楽器類<ref>通常のドラムセットだけでも[[トムトム|タム]]類の多い方で、この上、[[ティンパニ]]、[[チューブラーベル|チューブラ・ベル]]、多数の[[カウベル]]、[[コンガ]]、[[ボンゴ]]、[[クラベス]]、[[タブラ]]、[[サルナ・ベル]]、[[拍子木]]、[[タンバリン]]、[[アゴゴ]]、[[ティンバレス]]、[[ウインドチャイム]]など</ref>を並べたドラムセットを使用しており、[[テリー・ボジオ]]とともにその先駆者として知られる。ただし無駄な楽器は一切置かないことを信条としており、現在のセットはデジタルパーカッションの導入や[[2バス]]を1バスのツインペダルへと置換したこともあり(あくまで一時期に比べればだが)スリム化されている。ほぼ全ての楽曲で作詞を担当しており、内容は彼の乱読を反映してSFから社会風刺まで多岐に渡る。音楽活動以外では、自転車、オートバイで旅行するのが趣味であり、活動休止中の放浪の旅は88,000kmに及んだ。
 
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[[Category:ロックの殿堂入りの人物]]
[[Category:1968年に結成したバンド]]
[[Category:2015年に解散したバンド]]