「銀河英雄伝説の用語」の版間の差分

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→‎カイゼル単位: SIがフランス由来である事を追記
→‎各個撃破: 継戦能力への配慮を追記
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=== 各個撃破 ===
集団戦における戦法のひとつ。通常は、特定の戦闘集団の中の一部が孤立している状態を狙って、より大きな兵力で集中的に攻撃し、殲滅或いは兵力の低下を企図するもの。これを有効に運用した場合、敵軍の総兵力が自軍より勝っていても勝利することが可能となる。ただしこの為には、自軍の戦力を集中させそれを高速で移動する能力が、部隊と司令官の両方に必要であるとされている。これの典型例が[[銀河英雄伝説の戦役#アスターテ会戦|アスターテ会戦]]における[[ラインハルト・フォン・ローエングラム|ラインハルト]]の戦法であり、ラインハルトが指揮する艦隊2万隻が、総兵力4万隻でありながら3方に分散して各1万5千隻以下となった同盟軍を撃滅寸前まで追い込んだ事で、この戦法の有効性が実証されている。但し第3次ティアマト会戦に措ける自由惑星同盟軍第11艦隊の様な、戦闘中の息切れ=攻勢終末点での停止=機動戦闘能力喪失状態とならない様に補給・将兵休息を含めた戦闘指揮をし、継戦能力を維持し続ける事が各個撃破戦術の前提となる。
 
=== 艦隊 ===