「オートバイ用エンジン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
83行目:
:{{Main|水平対向2気筒}}
:オートバイでは[[水平対向2気筒]]も古くから用いられ、フラットツインとも呼ばれる。[[水平対向エンジン]]は左右のピストンが互いの振動を打ち消し合う作用を果たすため、他の形式と比較して[[エンジンの振動]]バランスが良い。
:歴史的には[[ダグラス_(オートバイ)|ダグラス]]社製オートバイなどで横置きレイアウトが採用されたこともあるが、一般的にはBMWに代表される縦置きレイアウトが主流である。縦置き式水平対向2気筒は車体の左右に突き出したシリンダーが特徴であり、冷却効率に優れる反面、コーナリング時エンジン搭載位置によっては車体のバンク角度に大きな影響を与えかねないリスクも存在する。優れた冷却効率は、アメリカのハーレーダビッドソンが軍用オートバイとして開発した[[:en:Harley-Davidson XA|ハーレーダビッドソン・XA]]で立証され、高速巡航時のシリンダーにおける油温は、同時期に投入されたV型2気筒の[[:en:Harley-Davidson WLA|ハーレーダビッドソン・WLA]]に比べ、56℃以上低かったという記録<ref>[http://www.motorcyclemuseum.org/classics/bike.asp?id=71 AMA Motorcycle Hall of Fame Museum: 1942 Harley-Davidson XA]{{リンク切れ|date=2011年5月}}</ref>が残っている。しかし、原則的に水平対向2気筒は製造コストが高いエンジンであり、ハーレーダビッドソンもXAを一般市場に販売することはなかった。
:{{-}}
; タンデム2気筒