「ラディカル・フェミニズム」の版間の差分

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== ポルノグラフィ撲滅運動 ==
ラディカル・フェミニズムを端的に象徴するものとして[[ポルノグラフィ]]撲滅運動がある。ラディカル・フェミニストは、ポルノグラフィに出演した女性の被害例(身体的・精神的暴力を伴う撮影など)や、ポルノグラフィが男性による性犯罪・[[ドメスティックバイオレンス]]・[[セクシャルハラスメント]]を助長するとした[[強力効果論]]を挙げ、またポルノグラフィの存在を社会的に容認することは女性蔑視を再生産するものでありと決め付け、女性解放の障害になっていると主張飛躍、厳罰を伴う法的規制を求めている。1980年代に、[[キャサリン・マッキノン]]と[[アンドレア・ドウォーキン]]らが展開した『{{仮リンク|反ポルノグラフィ公民権条例|en|Antipornography Civil Rights Ordinance}}』運動は特に有名であり、[[ポルノ・買春問題研究会]]などの日本のラディカル・フェミニズム団体に多大な影響を与えている。{{See also|レイプレイ#抗議運動|}}
 
ポルノグラフィ撲滅運動は、[[純潔]]思想からポルノグラフィを糾弾している[[保守]]系議員や[[キリスト教原理主義]]団体といった[[アンチフェミニズム]]・アンチ[[ジェンダーフリー]]勢力と連携して行われるケースが多く<ref>{{Cite web|url=http://d.hatena.ne.jp/macska/20110710/p1|title=キャサリン・マッキノン、一九九一年の座談会でクラレンス・トーマス最高裁判事を支持する発言 |accessdate=2011-08-30 }}</ref>、{{要出典範囲|date=2013年11月|具体的な人権侵害行為を伴わないポルノグラフィに対する法的規制には慎重な姿勢を見せている[[ジュディス・バトラー]]や[[ナディーン・ストロッセン]]などの[[リベラル・フェミニスト]]は、ラディカル・フェミニストの主張と[[呉越同舟]]といえる運動手法を強く批判しており、対立関係にある}}。