「羽田京急バス東京営業所」の版間の差分

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|本店郵便番号 = 108-8625
|本店所在地 = 東京都[[港区 (東京都)|港区]][[高輪]]2丁目20番20号<br/>[[京浜急行電鉄]]本社内
|設立 = [[1999年]](平成11年)[[4月1日]]<br/>(京急バス株式会社)
|解散 = [[2018年]](平成30年)4月1日
|業種 = 陸運業
|事業内容 = 乗合バス事業・特定バス事業他
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|特記事項 = [[京浜急行電鉄]]の[[連結子会社]]
|}}
'''羽田京急バス東京営業所'''(はねだけいきゅうバスとうきょうえいぎょうしょ)は、[[京浜急行バス]]の子会社であるとしてかつて存在した羽田京急バス株式会社[[路線バス]]うち、[[東京都]][[品川区]]、[[大田区]]の[[京急本線]]・[[京急空港線]]沿線を中心とした路線と[[品川駅]]・[[横浜駅]]を発着する[[高速バス]]運行を所管する営業所である拠点だった羽田京急空港線バスは[[穴守稲荷駅2018年]]に程近く、親会社(平成30年)4月1日付ある京浜急行バスの[[京浜急行バス羽田本体に吸収合併され、営業所|羽田営業所]]と隣接していた(2012年11月30日をもって組織は京浜急行バスに復帰して(2代目)羽田営業所は閉鎖)。その他、[[穴守橋]]付近に高速バス車両を留め置けるスペースがあとなたが、2015年頃に閉鎖され跡地には同じ京急グループの[[京急イーエックスイン|京急EXイン]]が建設された<ref>[http://www.keikyu.co.jp/company/news/20152017/20151029HP_15131TK20171020HP_17138KK.html 子会社における吸収合併に関するお知らせ] - EXイン行電鉄HP 羽田(仮称)」2017年度オープン予定!送迎バスで深夜到着・早朝出発便10月20日更新</ref><ref>[http://www.keikyu-bus.co.jp/topics/2018/0319_1323.html 吸収合併も対応!関するお知らせ] - [[京浜急行電鉄]]ニュースリリース、2015HP 20181032919掲載。更新</ref>。
 
京急空港線[[穴守稲荷駅]]に程近く、親会社である京浜急行バスの[[京浜急行バス羽田営業所|(初代)羽田営業所]]と隣接していた(2012年11月30日をもって京浜急行バス羽田営業所は一旦閉鎖)。その他、[[穴守橋]]付近に高速バス車両を留め置けるスペースがあったが、2015年頃に閉鎖され跡地には同じ京急グループの[[京急イーエックスイン|京急EXイン]]が建設された<ref>[http://www.keikyu.co.jp/company/news/2015/20151029HP_15131TK.html 「京急EXイン 羽田(仮称)」2017年度オープン予定!送迎バスで深夜到着・早朝出発便にも対応!] - [[京浜急行電鉄]]ニュースリリース、2015年10月29日掲載。</ref>。
自社路線の他に、親会社の京浜急行バスから路線の[[管理の受委託 (バス)|運行管理を受託]]している。なお、車内放送は現社設立当時の会社名「京急バス」のまま変わっていない。羽田空港発着路線では車内放送や案内表示器で日本語のほか、英語による案内も行われている。営業所固有記号はNH(京浜急行バスからの運行委託車はH)を用いる。羽田営業所の閉鎖後、H表記車は運行委託車のみとなった。また、貸切・特定輸送の免許を取得していることから、貸切・特定登録された車両が配属されており、それらの営業所記号は 「SNH」「TNH」 となる。
 
自社路線の他に、親会社の京浜急行バスから路線の[[管理の受委託 (バス)|運行管理を受託]]していた。なお、車内放送は現社設立当時の会社名「京急バス」のまま、解散まで変わらなかった。羽田空港発着路線では車内放送や案内表示器で日本語のほか、英語による案内も行われている。営業所固有記号はNH(京浜急行バスからの運行委託車はH)を用いる。(初代)羽田営業所の閉鎖後、H表記車は運行委託車のみとなった。また、貸切・特定輸送の免許を取得していることから、貸切・特定登録された車両が配属されており、それらの営業所記号は 「SNH」「TNH」 となる。
[[2018年]](平成30年)4月1日付で京浜急行バス本体に吸収合併されて消滅会社となり、営業所は京浜急行バス羽田営業所となることが発表されている<ref>[http://www.keikyu.co.jp/company/news/2017/20171020HP_17138KK.html 子会社における吸収合併に関するお知らせ] - 京浜急行電鉄HP 2017年10月20日更新</ref><ref>[http://www.keikyu-bus.co.jp/topics/2018/0319_1323.html 吸収合併に関するお知らせ] - 京浜急行電鉄HP 2018年3月19日更新</ref>。
 
== 沿革 ==
{{main2|現社設立以前の都内京浜急行バスの歴史|京浜急行バス羽田営業所#沿革}}
* [[1999年]](平成11年)
** [[4月1日]] - [[京浜急行電鉄]]の完全子会社として'''京急バス株式会社'''が設立される。
** [[10月1日]] - 京急自動車事業本部[[京浜急行バス羽田営業所|羽田営業所]]所管だった東京都大田区および[[神奈川県]][[川崎市]]内の一般路線を移管のうえ、'''京急バス東京営業所'''として営業を開始。
{{see also|京浜急行バス羽田営業所#京急2番目のリムジン高速専用営業所|京浜急行バス#京急バスグループ時代}}
* [[2000年]](平成12年)10月1日 - 蒲田駅東口 - 東糀谷六丁目・大森東五丁目線と川崎駅東口 - 森ヶ崎線を[[京浜急行バス大森営業所|大森営業所]]から移管。
* [[2002年]](平成14年)9月1日 - 京急電鉄からの管理委託の形で、[[京浜急行バス京浜島営業所|京浜島営業所]]の[[横浜 - 羽田空港線|横羽線]]を移管される。{{see also|横浜バス杉田営業所#ポートサイド線}}
* [[2003年]](平成15年)
**[[4月1日]] - 会社名を羽田京急バスに変更<ref>[[京浜急行バス]]設立が同年[[10月1日]]に計画されており、また京急グループ内他社にあわせるため。</ref>、羽田京急バス東京営業所となる。
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**[[4月1日]] - 貸切用の一部車両を特定登録に変更、社番が「TNH」となる。
**[[9月30日]] - この日の運行をもって高速バス「[[東京 - 岡山・倉敷線|ルブラン号]]」の運行から撤退。
* [[2018年]](平成30年)4月1日 - この日をもって羽田京急バスとしての活動を終了。法人は京浜急行バスに吸収合併され消滅、組織は(2代目)京浜急行バス羽田営業所となる予定った{{main|京浜急行バス羽田営業所#再興}}
 
== 閉鎖時の所管系統 ==
{{main|京浜急行バス羽田営業所#現在の担当系統}}
=== 大森 - 羽田空港線 ===
* 森11:[[大森駅 (東京都)|大森駅]]東口 - [[大森海岸駅]] - [[平和島駅]] - 北糀谷 - 六間堀 - [[東京国際空港|羽田空港]]新国際線ターミナル(早朝バス・深夜バス)
* 森21:大森駅東口 - 大森海岸駅 - 平和島駅 - 北糀谷 - 六間堀 - 羽田空港新国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
* 森21:大森駅東口 - 大森海岸駅 - 平和島駅 - 北糀谷 - 六間堀 - 天空橋駅 - 羽田車庫
* 森23:大森駅東口 → 大森海岸駅 → 平和島駅 → 北糀谷 → 羽田車庫
 
== 廃止・撤退路線 ==
大森駅と羽田空港・羽田車庫を[[国道131号|産業道路]]経由で結ぶ路線。京浜急行電鉄東京営業所時代の[[1950年]](昭和25年)に運行を開始したとの記録があり、65年の歴史を有する。
この項では、羽田京急バス株式会社の事業期間中に廃止となった路線について記述する。
 
森11系統は早朝バス・深夜バスの路線で、早朝に大森駅東口発便が、深夜に羽田空港発便がそれぞれ運行される。基本的には森21系統と同じ経路で運行されるが、羽田空港国内線ターミナルが終着ではなく、羽田空港国際線ターミナルが終着となっている。深夜バス・早朝バスのため乗車には割増運賃が適用される。
 
森21系統は大森駅東口から平和島駅・六間堀経由で羽田空港を結ぶ路線である。森11系統と異なり、日中時間帯も運行され、羽田空港国内線ターミナルを経由する。朝晩に入出庫便として羽田車庫発着の便が設定されている。
 
森23系統は夜間に運行される大森駅東口から羽田車庫への入庫便である。森21系統とは異なり六間堀を経由せず、大鳥居交差点を左折して最短ルートで羽田車庫へ向かう。現在は羽田車庫発の便は設定されていない。
 
なお京浜急行電鉄時代には、大森駅から先[[東急バス]]の大森線と似た経路で[[洗足池駅|洗足池]]へ立ち寄り、そこから[[東急東横線]]・[[東急目蒲線|目蒲線]](現・[[東急目黒線|目黒線]])の[[田園調布駅]]まで行く園11系統も存在し、[[1976年]](昭和51年)までは東急との相互乗り入れも行われていた。同系統は1998年(平成10年)3月19日限りで廃止、大森駅 - 羽田空港の区間を森21系統と統合された。{{main|京浜急行バス羽田営業所#田園調布線|東急バス池上営業所#空港線}}{{see also|東急バス池上営業所#大森線|大田区役所#現在地移転までの経緯}}
 
=== 蒲田 - 羽田空港線 ===
* 蒲30:[[蒲田駅]]東口 - 京急蒲田駅入口 - [[京急蒲田駅]] - [[糀谷駅]] - 大鳥居 - 六間堀 - 羽田空港国際線ターミナル(早朝バス・深夜バス)
* 蒲31:蒲田駅東口 - 京急蒲田駅入口 - 京急蒲田駅 - 糀谷駅 - 大鳥居 - 六間堀 - 羽田空港国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
* 蒲31:蒲田駅東口 - 京急蒲田駅入口 - 京急蒲田駅 - 糀谷駅 - 大鳥居 - 六間堀 - [[天空橋駅]] - 穴守稲荷 - [[羽田車庫]]
* 蒲33:蒲田駅東口 - 京急蒲田駅入口 - 京急蒲田駅 - 糀谷駅 - 大鳥居 - (環八経由) - 羽田車庫
JR蒲田駅から[[東京都道311号環状八号線|環八通り]]と産業道路を経由し、羽田空港または羽田車庫へ至る路線である。この系統の歴史は戦前の京浜電気鉄道時代まで遡り、[[1930年]](昭和5年)に蒲田駅と稲荷橋の間で営業を始め、翌[[1931年]](昭和6年)には東京飛行場前まで延長されたという記録が残っている<ref>[http://shashi.shibusawa.or.jp/details_nenpyo.php?sid=11930&query=&class=&d=all&page=10 京浜急行百年史(1999.03)] - [[渋沢史料館|渋沢社史データベース]]、2015年12月4日閲覧。</ref>。戦争により一時休止されるが、京浜急行電鉄品川営業所時代の[[1950年]](昭和25年)に再開され、現在まで続く路線の基礎ができた。{{see also|京浜急行バス#京浜電気鉄道のバス事業}}
 
羽田空港へ行く路線としては、後述する萩中経由の蒲40・41系統も存在しているが、蒲40・41系統が蒲田女子高・萩中を経由するのに対し、蒲30・31系統は南蒲田交差点から大鳥居まで[[東京都道311号環状八号線|環八通り]]を通行し、日の出通り・糀谷駅を経由、京急空港線と並行する。なお蒲31系統の一部便は六間堀・天空橋駅経由で羽田車庫発着となっている。また、大鳥居から環八通りをまっすぐ羽田車庫へ向かう蒲33系統も存在する。
 
蒲30系統は[[2010年]](平成22年)[[10月21日]]の国際線ターミナル開業に伴い新設された蒲田駅東口発着の早朝バス・深夜バスである。経路は蒲31系統とほぼ同一であるが、大森駅東口発着の森11系統と同じく、羽田空港国内線ターミナルへは向かわず、羽田空港国際線ターミナルが終着となっている。
 
2012年[[2月25日]]には、蒲田駅発の全系統に対して、あやめ橋を経由するルートに変更、さらに[[2016年]](平成28年)[[4月1日]]付で京急蒲田駅周辺の経路が変更され、蒲田駅方面は西口駅前広場、大鳥居方面は東口駅前広場を経由し、京急蒲田駅入口についても両方向とも停車するようになった(萩中線と六郷線は蒲田五丁目を経由し、あやめ橋と京急蒲田駅は経由しない)。
 
=== 東糀谷六丁目線 ===
* 蒲35:蒲田駅東口 - 京急蒲田駅入口 - 京急蒲田駅 - 糀谷駅 - 大鳥居 - 東糀谷六丁目
 
蒲35系統は蒲田駅東口から糀谷駅・大鳥居を経由し東糀谷六丁目へ向かう路線。京急空港線の駅から離れる大田区[[東糀谷]](旧・[[糀谷|糀谷町]]4・5丁目)とJR・京急本線を結ぶ地域輸送、[[全日本空輸|ANA]]訓練センターへの通勤輸送に特化している。
 
東京営業所時代の[[1957年]](昭和32年)に蒲田駅と[[大田区立羽田中学校|羽田中学校]]の間で新設されたのが始まりで、[[1970年]](昭和45年)の都営東糀谷六丁目アパート完成で利用者が増える。当時は六郷営業所所管だったが[[1973年]](昭和48年)に[[京浜急行バス大森営業所|大森営業所]]へ移管されて森ヶ崎線との共通運用が組まれた。[[2000年]](平成12年)10月1日付けで京急バスに移管、森ヶ崎線と分離されて現在に至る。
 
=== 萩中線 ===
* 蒲40:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - [[大田区立出雲小学校|出雲小学校]] - [[萩中]] - 六間堀 - 羽田空港国際線ターミナル
* 蒲41:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - 出雲小学校 - 萩中 - 六間堀 - 羽田空港国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
* 蒲42:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - 出雲小学校 - 萩中 - 六間堀 - 天空橋駅 - 羽田整備場
* 蒲43:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - 出雲小学校 - 萩中 - 六間堀 - 天空橋駅 - 羽田車庫
 
蒲40・蒲41系統は、JR蒲田駅から[[国道15号|第一京浜]]・七辻通り・萩中を経由して羽田空港へ至る路線である。空港アクセス路線としても利用されるが、京急空港線の南側にある大田区[[南蒲田]]、[[東六郷]]、[[萩中]]、[[本羽田]]地区と蒲田駅を結ぶ地域輸送、また[[地域医療機能推進機構東京蒲田医療センター|JCHO東京蒲田医療センター]](旧・社会保険蒲田総合病院)へのアクセスを確保する病院輸送、さらには[[蒲田女子高等学校|蒲田女子高校]]、都立[[東京都立つばさ総合高等学校|つばさ総合高校]](旧・都立羽田高校、[[東京都立羽田工業高等学校|羽田工業高校]])への通学輸送、[[東京計器]]本社、[[永谷園]]技術開発センター(旧六郷工場)への通勤輸送といった、生活路線の意味合いも強い。なお、日ノ出通り・大鳥居・六間堀経由便とは異なり、蒲田警察署(蒲田駅行のみ停車)と蒲田郵便局前を経由し、京急蒲田駅は通らない。
 
京浜急行電鉄羽田営業所時代の[[1962年]](昭和37年)に開設され、蒲田駅発のみ京急蒲田駅を経由していた。しかし京急蒲田駅周辺の高架化工事進捗に伴う2012年[[2月25日]]実施のダイヤ改正で蒲田駅発も蒲田郵便局前を経由する経路変更が実施され、萩中を経由する全系統は京急蒲田駅を完全に通らなくなった。
 
蒲40系統は1990年前半までは京浜急行羽田営業所時代に蒲田駅から川崎大師駅を結ぶ路線(正月三ケ日のみ運行)の系統番号であったため、現在の蒲40系統は2代目となる。
 
2010年10月21日のダイヤ改正で、蒲43系統は大部分が蒲40系統にシフトされた上で大幅に減便され、蒲田駅発は平日ダイヤが夜間のみ、土休日ダイヤは朝と夜のみ、羽田車庫発は朝と夕方のみの運行に縮小された。この結果蒲43系統は[[荏原製作所]]本社、[[ヤマト運輸]][[羽田クロノゲート]]への通勤に使えなくなった<ref>その代替で、羽田京急バスはヤマト運輸羽田クロノゲート<!---荏原製作所本社については不明。--->⇔蒲田駅への専用連絡バスを運行を開始した。</ref>。ちなみに、ヤマト羽田クロノゲートの北側にかつて存在した[[大谷重工業]]羽田工場(現・[[合同製鐵]])への通勤も考慮されていなかった。
 
蒲42系統は、平日朝の羽田整備場行と夜の蒲田駅行1往復のみである。
 
=== JFE線 ===
* 蒲45:蒲田駅東口 - 蒲田郵便局前 - 出雲小学校 - 萩中 - 大師橋 - [[産業道路駅]] - 四谷下町 - [[川崎臨港警察署|臨港警察署前]] - [[JFEスチール東日本製鉄所|JFE前]]
蒲45系統は蒲田駅から萩中・産業道路駅を経由してJFE前へと至る路線で、羽田京急バス唯一の川崎市臨港地域への路線である。
 
大田区内から[[日本鋼管]]京浜製鉄所(現・[[JFEスチール]]東日本製鉄所京浜地区)への通勤輸送を目的として戦後に開設されたもので、戦前に神奈川県内部分を走っていた同じ京急グループの[[海岸電気軌道]](後の[[鶴見臨港鉄道]]軌道線)との直接の関係はない。{{see also|京浜急行電鉄#未成線|海岸電気軌道#歴史}}
 
京浜急行電鉄品川営業所時代の[[1949年]](昭和24年)には既に大森駅と桜本の間に路線があったといわれるが、現在の形の基礎となるのは東京営業所時代の[[1957年]](昭和32年)に運行を始めたものである。翌[[1958年]](昭和33年)には[[川崎鶴見臨港バス]][[川崎鶴見臨港バス浜川崎営業所|浜川崎営業所]]の川25系統と組み合わさって、蒲田駅 - 大師橋 - 池上新田 - 日本鋼管 - 成就院前 - 川崎駅という長大路線になった。{{see also|川崎鶴見臨港バス浜川崎営業所#川25系統(富士電機線)・川26(富士電機循環)・川29系統(入船橋循環線)}}
 
[[昭和30年代]]の全盛期には池上新田で[[川崎市電|川崎市電渡田線]]、[[川崎市営トロリーバス|トロリーバス水江線]]への接続運転を行い、[[昭和40年代]]前半には末端区間が休止された[[京急大師線]]の代替という役割もあった。そして、[[1970年]](昭和45年)の大師線末端部正式廃止と同時に日本鋼管と川崎駅の間を廃止、京急単独に戻って現在の形になった。{{see also|塩浜駅 (神奈川県)#休止後の代替バス|川崎市電#塩浜 - 池上新田間の休止後}}
 
現在は平日朝夕に2往復運行するのみだが、JFE前での折り返しは共管時代の名残で臨港バス浜川崎営業所車庫内を利用して折り返す。JFE前での降車は臨港バス浜川崎営業所および[[川崎市交通局|川崎市バス]]転回場よりも大師橋寄りの降車専用停留所、乗車は臨港バス停留所ではなく川崎市バス川40系統のものを使用する。{{see also|川崎市バス塩浜営業所#渡田線}}
 
なお2004年までは蒲田駅から大師橋まで蒲45系統と同じルートで、そこから左折して[[いすゞ自動車]]川崎工場前(現在の殿町停留所)まで行く蒲44系統も存在していた(後述)。
 
=== 大森東五丁目線 ===
* 蒲67:蒲田駅東口 - 京急蒲田駅入口 - 大森警察 - 大森東五丁目
* 系統番号なし :羽田車庫 -(環八経由)- 大鳥居 - 北糀谷 - 大森東五丁目(出入庫系統)
蒲67系統は蒲田駅から大森警察を経由し、大森東五丁目へ向かう。京浜急行電鉄東京営業所時代の1957年(昭和32年)に蒲田駅と大森8丁目の間で開設された路線で、のちに大森営業所の担当となるが、[[2000年]](平成12年)10月1日付けで蒲35、川76・77系統とともに京急バスに移管された。元は大森営業所の森27系統と同様に、[[東京ガス]]大森工場への通勤輸送を目的としていた。[[1987年]](昭和62年)の工場閉鎖後は生活路線として存続する。
 
蒲67系統の入出庫便として系統名は設定されていないものの、羽田車庫 - 大森東五丁目の路線も存在している。基本的に中型車での運行であるが、稀に中型ロング車([[日野・レインボー]])で運行されることがある。
 
=== 六郷線 ===
* 蒲73:蒲田駅東口 - 蒲田本町 - [[雑色駅|雑色駅通り]] - 六郷神社 - [[六郷橋]] - 本羽田一丁目 - [[大師橋]]下 - 六間堀 - 天空橋駅 - 穴守稲荷 - 羽田車庫
* 蒲74:蒲田駅東口 - 蒲田本町 - 雑色駅通り - 六郷神社 - 六郷橋
* 蒲74:蒲田駅東口 - 蒲田本町 - 雑色駅通り - 六郷神社
* 蒲75:蒲田駅東口 - 蒲田本町 - 雑色駅通り - 六郷神社 - 六郷橋 - 本羽田一丁目 - 大師橋下
* 蒲64:蒲田駅東口 - 南蒲田二丁目 - 雑色駅 - 六郷橋(免許のみ)
 
蒲田駅から蒲田本町を経由し、六郷神社・六郷橋・大師橋下・羽田車庫方面へ向かう路線群。[[南六郷]]二丁目団地や大田区[[蒲田本町]]、[[仲六郷]]の地域輸送、[[関西ペイント]]東京事業所やイワセ・エスタ東京本社などへの通勤輸送の他、都立つばさ総合高校への通学輸送、[[Olympicグループ|Olympic]]本羽田店、[[コーナン|ホームセンターコーナン]]本羽田萩中店、[[オーケー|オーケーストア]]サガン店・仲六郷店・南六郷店などへの買い物客輸送など多彩な役割を持つ。かつては、コーナン本羽田萩中店の場所にあった[[新家工業]]東京工場への通勤輸送も重要な地位を占めていた。
 
蒲73系統は蒲田駅と羽田車庫を蒲田本町経由で運行する入出庫便。蒲74系統は蒲田駅と六郷橋・六郷神社を結ぶ路線、蒲75系統は蒲田駅と大師橋下を結ぶ路線となっている。いずれも蒲73系統と同経路で運行。原則として中型車で運行される。
 
蒲64系統は、京浜急行電鉄時代の[[1964年]](昭和39年)から[[1973年]](昭和48年)まで存在した六郷営業所への出入庫路線だったが雑色地区での迂回運転を行うために免許だけ存続させているもの。雑色商店街サマーフェスティバル(毎年8月)やさくらまつり(毎年3月)、六郷神社大祭、大田区花火の祭典などで活用される。花火の祭典終了後に運行される六郷橋→京急蒲田駅→蒲田駅東口行の臨時急行便も存在する。{{see also|東急バス高津営業所#川崎線}}
 
=== 川空線・森ヶ崎線 ===
* 空51:羽田空港 - 空港二丁目交差点 - 六間堀 - 大師橋下 - 本羽田一丁目 - 六郷橋 - [[川崎競馬場|川崎競馬場前]] - [[川崎駅]]東口
* 川76:川崎駅東口 - 川崎競馬場 - 六郷橋 - 本羽田一丁目 - 大師橋下 - 大鳥居 - 北糀谷 - 前の浦 - 森ヶ崎
* 川77:川崎駅東口- 川崎競馬場 - 六郷橋 - 本羽田一丁目 - 大師橋下 - 六間堀 - 天空橋駅 - 穴守稲荷 - 羽田車庫
* 川77:大師橋下 → 本羽田一丁目 → 六郷橋 → 川崎競馬場 → 川崎駅東口
* 系統番号なし :羽田車庫 -(環八経由)- 大鳥居 - 北糀谷 - 前の浦 - 森ヶ崎
 
空51系統は川崎駅から六郷橋・六間堀を経由し羽田空港へと向かう路線。羽田空港国内線第1ターミナルが開業した[[1993年]](平成5年)にリムジン扱いで新設された路線である。リムジン路線の時代は途中停留所はすべて通過だったが、[[2004年]](平成16年)9月16日付で一般路線扱いに切り替えの上、羽田京急バス自社での運行となった。川崎市内を走行する京急バス一般路線としては最も本数が多く<ref>運行は完全な30分間隔<!---京浜急行バスホームページより--->。但し、土休日は川崎駅発の10時台・11時台と羽田空港発9時台・10時台は、15分から30分間隔で運行。</ref>、かつ終日運行される唯一の系統である。入出庫便として羽田車庫発着の川77系統が一部時間帯に運行されている他、早朝に大師橋下発川崎駅行きの便が設定されている。
 
川76系統は羽田特別出張所まで空51系統と同一で、そこから産業道路を北上して大鳥居、北糀谷を経て森ヶ崎に至る路線。京浜急行電鉄蒲田営業所時代の[[1960年]](昭和35年)に運行を開始<ref>[http://shashi.shibusawa.or.jp/details_nenpyo.php?sid=11930&query=&class=&d=all&page=40 京浜急行百年史(1999.03)] - 渋沢社史データベース、2015年12月4日閲覧。</ref>したもので、大田区本羽田・[[南六郷]]地区と川崎駅を結ぶ路線としては川76系統の方が古い。六郷営業所を経て1973年(昭和48年)に森ヶ崎線と統合されて大森営業所へ移り、2000年(平成12年)10月1日付で羽田京急バスの運行となった。その後は2004年(平成16年)の空51系統一般路線化でそちらにシフトしていき、現在は朝夕のみ少数便が運行されている。川77系統は大森営業所時代は大師橋下折返しだったが、京急バスへの移管時に羽田車庫へ延長され、現在はほとんどの便が羽田車庫発着となっているほか、復路に大師橋下発がある。
 
なお空51系統は空港渡り運賃・東京都区内均一運賃・川崎市内均一運賃の運賃体系があるため、乗降するバス停によっては、乗務員に降車地を申告しなければならない。一方、同じ都県境を跨る東急バスの「反01」と「渋12」(高津営業所発着便)とは異なり、'''東京・川崎渡り加算運賃'''は適用しない。
 
=== 空港内循環線 ===
* 空71:羽田空港第1ターミナル - 西貨物 - [[東京空港警察署|空港警察署前]] - 羽田空港第2ターミナル - 羽田空港第1ターミナル(空港貨物循環)
* 空71:羽田空港 - 空港二丁目交差点 - 天空橋駅 - 羽田車庫
* 空71:羽田空港第一ターミナル → 南新整備場 → 空港二丁目交差点 → 天空橋駅 → 羽田車庫
* 空72:羽田空港第1ターミナル - 西貨物 - 空港警察署前 - 羽田空港第2ターミナル - 東新整備場 - 南新整備場 - 西新整備場 - 羽田空港第1ターミナル(空港貨物循環)
 
空71循環線は、羽田空港国内線旅客ターミナル周辺の敷地内にある施設を循環していく完全な通勤路線。国際線ターミナルは経由しない。当初は羽田車庫から羽田駅(現・[[天空橋駅]])を通り(旧)羽田空港ターミナルを循環する路線で、[[京急空港線]]の羽田駅から(旧)ターミナルへのアクセスのため[[1993年]](平成5年)4月に新設された。その後も羽田空港国内線の第1ターミナルへの移転や[[東京モノレール羽田空港線|東京モノレール]]の羽田空港駅(現・[[羽田空港第1ビル駅]])延伸、第2旅客ターミナルの開業などを経て現在の形となった。現在も一部便が入出庫便として羽田車庫発着となっている。
 
空72循環線は、新整備場地区の利便性向上のため新設されたもので運行本数は毎時1本。過去には、夜間に羽田車庫行きが新整備場地区を経由するのみだったが、日中も路線バスが運行されるようになった。
 
=== 空港シャトルバス(蒲田駅 - 大鳥居 - 羽田空港) ===
[[ファイル:HanedaKeikyuBus NH5079.jpg|220px|thumb|空港シャトルバス(蒲95)の車両(NH5079)]]
* 蒲95:蒲田駅東口 - 大鳥居 - 羽田空港国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
* 深夜早朝アクセスバス:川崎駅東口 - 蒲田駅東口 - 大鳥居 - 羽田空港国際線ターミナル - 羽田空港第1・第2ターミナル
 
[[2010年]](平成22年)10月21日運行開始。蒲田駅と羽田空港を短時間で結ぶ路線で、蒲33系統と空71系統の羽田車庫発着便を組み合わせ、それらを直行化したもの。蒲田駅の乗り場は[[グランデュオ|グランデュオ蒲田東館]]内の蒲田駅東口交番前に置かれ、蒲31、41系統などと独立した格好となった。大田区役所入口交差点を経由し、ほぼ全区間に渡り環八通りを走る。[[9月26日]]に京急本線下り線仮高架化に伴い環八通りの踏切が廃止されていたため、羽田空港行・蒲田駅行ともに踏切を通らない。この路線には京急リムジン塗装を施したノンステップバスが専属的に充てられているが、まれに一般車が代走する場合もある。蒲田駅 - 羽田空港内までで停車する停留所は大鳥居のみである。蒲95という系統番号は「空港」に由来する。
 
運行間隔は夜の一部時間帯を除き、毎時2本の完全な30分間隔である。
 
深夜早朝アクセスバスは、[[国土交通省]]の要請を受けて[[2014年]](平成26年)10月から運行を開始したもので、蒲95系統を一旦蒲田駅に立ち寄った上で、川崎駅まで延長したものである。羽田空港発が午前1時台と2時台の2本、川崎駅発は午前3時台に1本設定されている。{{see also|東京国際空港#路線バス}}
 
かつては国際線ターミナル始発で蒲95系統と同じルートで蒲田駅に向かい、[[武蔵新田駅]]や[[都立大学駅]]方面へ行く深夜バスも設定されていたが、短期間で廃止されている(後述)。
 
=== 羽田空港ターミナル間無料連絡バス ===
* 国際線・国内線ターミナル循環:羽田空港第1ターミナル → 羽田空港国際線ターミナル → 羽田空港第2ターミナル → 羽田空港第1ターミナル
* 国内線ターミナル循環:羽田空港第1ターミナル → 羽田空港第2ターミナル → 羽田空港第1ターミナル
無料連絡バスは羽田京急バスが[[日本空港ビルデング]]より受託運行しているもので、原則的に「東京空港ビルデング」「東京国際空港ターミナル株式会社」および「羽田京急バス」と表記のある、専用塗装の車両が使用される。(国内線ターミナル循環は白色、国際線ターミナル循環は緑色)一般塗装車による代走は、専用のステッカーを掲示して走る。[[2008年]][[1月31日]]からは東京都および[[国土交通省]]の支援によりハイブリッドバスの運行が開始され、やはり専用塗装の[[三菱ふそう・エアロスター|三菱ふそう・エアロスターエコハイブリッド]]と[[日野・ブルーリボン|日野・ブルーリボンシティハイブリッド]]が使用されている。それ以前は非ハイブリッドの[[三菱ふそう・エアロスター]]と[[いすゞ・エルガ]]が専用車となっていたが、これらはハイブリッド車導入により一般路線に転用された。このほか、日野・ブルーリボンシティのIPT(非接触充電式)ハイブリッドバスの試験走行が2008年2月15日から2月29日に行われた。
 
なお、大きな荷物を持った乗客が利用することから、専用車はどの車両も座席が少なく、ホイールベース間の低床部分は座席が跳ね上げられ、荷物置き場や立席にしている。また利用客の多い場合は、第1・2ターミナルにおいて国際線ターミナルを発着する大循環と国内線ターミナルを循環する小循環に乗り場を分離、国際線ターミナルでは係員による整列乗車の誘導が行なわれる。
 
2014年7月には、ブルーリボンシティハイブリッドノンステップバスが6台導入され、不調が続くエアロスターエコハイブリッドを置き換えた。この結果、無料連絡バス専用車はブルーリボンシティハイブリッドで統一された。2016年2月には新型ブルーリボンハイブリッドが1台、国際線循環用として導入された。
 
2016年4月以降は女性ドライバーが専属で乗務している(例外で男性ドライバーも乗務することがある)。
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ファイル:Haneda-keikyubus NH3801 BRC-hybrid.jpg|ブルーリボンシティハイブリッド(NH3801)
ファイル:Haneda-keikyubus NH5802 aerostar-eco-hybrid.jpg|エアロスターエコハイブリッド(NH5802)
ファイル:Haneda-keikyubus NH3799 IPT-hybrid.jpg|2008年に試験運行されたIPTハイブリッド車(NH3799)
ファイル:NH3472.JPG|2014年7月に導入された、国内線ターミナル間無料連絡バス用のNH3472(LNG-HU8JMGP、ブルーリボンシティハイブリッドノンステップバス)
ファイル:Haneda Keikyu Bus NH4632 Blue Ribbon Hybrid Haneda Airport Terminal Shuttle.jpg|ブルーリボンハイブリッド(NH4632)
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=== 川崎競馬場線 ===
* 川80:川崎駅東口 - [[川崎競馬場]]([[川崎鶴見臨港バス]][[川崎鶴見臨港バス塩浜営業所|塩浜営業所]]・浜川崎営業所と共同運行)
川崎競馬場での競馬開催日のみ運行。施行者の[[神奈川県川崎競馬組合]]から補助を受けており、運賃は無料。{{see also|川崎鶴見臨港バス浜川崎営業所#川崎競馬場線|川崎競馬場#アクセス}}
 
=== 運賃 ===
一般路線バスの運賃は220円(IC運賃は216円)の東京都区内均一料金を適用する。また羽田空港内は220円(IC運賃は216円)均一。東京都区内や川崎市内・羽田空港内との渡り乗車は280円(IC運賃は276円)、川崎均一区間は210円(IC運賃は206円)、蒲田駅東口 - 京急蒲田駅・[[蒲田郵便局]]前、[[蒲田警察署]]→蒲田駅東口、蒲田駅東口 - 京急蒲田駅入口間および羽田空港敷地内は100円(現金のみ)である。
 
また、京浜急行バス大森営業所の所管路線も含めた都内一般路線が利用できる都内1日乗車券(500円)を発売している。ただし、1日乗車券での空港渡りは60円を支払う必要がある。空51、川76・77、蒲45の各系統で川崎市内にまたがって乗車する場合と深夜・早朝バスである森11と蒲30及び<!---深夜・早朝便である--->「(川崎駅 -)蒲田駅 - 羽田空港」線は、乗車全区間の運賃を支払わなければならない<ref>[http://www.keikyu-bus.co.jp/line/toku.html#05 お得な運賃・乗車券のご案内] - 京浜急行バスホームページ</ref>。
 
全路線・全車両で[[PASMO]]、[[Suica]]など全国相互利用に対応した交通系ICカードが使用でき、無料連絡バスなど一部を除きバス特の対象にもなる。{{see also|首都圏ICカード相互利用サービス#バスでの利用|Suica#交通系ICカードの相互利用}}
 
== 高速・空港リムジン路線 ==
=== 長距離高速バス ===
[[ファイル:Keikyubus 6201.JPG|250px|thumb|right|シルフィード号]]
以下、BT はバスターミナルの略、
* [[ビーム・1|ビーム1号]]: [[品川バスターミナル|品川BT]] - [[浜松町バスターミナル|浜松町BT]] - [[宮古駅]] - [[道の駅やまだ|山田]] ([[岩手県北自動車|岩手県北バス]]宮古営業所と共同運行)
* [[シルフィード号]]: 品川BT - 浜松町BT - 舞鶴 ([[京都交通 (舞鶴)|京都交通舞鶴営業所]]と共同運行)
* [[エディ号 (東京 - 徳島線)|エディ号]]: 品川BT - 浜松町BT - [[渋谷マークシティ]] - [[淡路島]] - [[徳島駅]] - [[吉野川市]](川島)/[[阿南市|阿南]] ([[徳島バス]]北島営業所と共同運行)
 
=== 空港リムジンバス ===
以下、羽田空港への空港バス発着地を示す。東京駅線以外は京浜急行バスから運行委託されている。水戸・日立線以外はPASMO・[[Suica]]などの交通系ICカードが利用できる。
* 羽田空港 - [[東京駅バスのりば|東京駅八重洲北口(鉄鋼ビル)]]([[東京空港交通]]羽田運行事業所と共同運行)
** 以前は「空01」という系統番号が付けられていた。
** 当初は八重洲南口発着だったが、[[2016年]](平成28年)[[3月1日]]付で八重洲北口の[[鉄鋼ビル]]1階バスターミナル発着に変更となった。
* 羽田空港 - [[品川シーサイド駅]] - 大井町駅西口
** 以前は「空61」という系統番号が付けられていた。
* 羽田空港国際線 - 大井町駅西口 - [[品川駅]]東口 - シナガワグース - [[新橋駅]]銀座口(深夜・早朝便)
* [[横浜 - 羽田空港線|横羽線]]
** YCAT線:羽田空港 - 横浜駅東口([[横浜シティ・エア・ターミナル|YCAT]])
** 西口線:羽田空港 - [[横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ]](横浜駅西口)
** 早朝深夜便:羽田空港(国際線)- 横浜駅東口(YCAT)- [[桜木町駅]] - {{color|red|横浜ロイヤルパークホテル - 横浜ベイホテル東急 - ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(パシフィコ横浜)- 国際橋・カップヌードルミュージアム前}}
**{{color|red|色の着いているバス停}}は、深夜の空港発と早朝の空港行で停車順が異なる。<ref>出典:京浜急行バス2016年4月号時刻表vol.36の23ページから。</ref>
** 以前は「空91」という系統番号が付けられていた。
{{main|横浜 - 羽田空港線#経路}}
* 羽田空港 - 石岡・[[水戸大洗インターチェンジ|水戸大洗IC]]・[[水戸駅]]南口・[[勝田駅]]西口・[[茨城交通勝田営業所|茨交勝田営業所]]・[[東海駅]]東口・新田中内・[[日立駅]]中央口([[茨城交通]][[茨城交通勝田営業所|勝田営業所]]、日立電鉄バス→[[日立電鉄交通サービス]]神峰営業所と共同運行。2012年まで東京空港交通羽田運行事業所も共同運行に参加。交通系ICカード利用不可)
* 羽田空港(国際線) - 白馬五竜・[[白馬駅]]・白馬八方バスターミナル([[アルピコ交通|アルピコ交通東京]]と共同運行。2016年12月17日より冬季に運行。)
** 3列独立シート、トイレ付き車両で運行し、Wi-Fiサービス、ブランケット貸出。
** 白馬線は京急での予約は扱っていない。
 
== 廃止・撤退路線 ==
=== 一般系統 ===
==== いすゞ線 ====
* 蒲44: 蒲田駅 - (京急蒲田/産業会館(現・蒲田郵便局前)) - 出雲小学校 - 萩中 - 大師橋 - 殿町二丁目 - いすゞ自動車前(現・殿町停留所)
 
京浜急行電鉄羽田営業所時代の[[1962年]](昭和37年)に新設。[[1973年]](昭和48年)の臨港バス蒲田撤退時にも廃止を免れた。蒲田駅から蒲45系統と川崎鶴見臨港バスの日出町線を合わせたルートでいすゞ自動車川崎工場まで運行された。京急バスへ移管後、同工場の閉鎖により[[2004年]](平成16年)[[12月28日]]限りで廃止となった。{{see also|いすゞ自動車#閉鎖された生産拠点|川崎鶴見臨港バス神明町営業所#川02系統(日出町線)}}
 
=== 深夜バス ===
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[[UDトラックス]]を除く3メーカーの車両が在籍し、[[ジェイ・バス]]([[いすゞ自動車|いすゞ]]・[[日野自動車|日野]])製を中心に[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]製の車両を擁する。
=== 一般路線車 ===
一般路線車は一時期4メーカー全てを擁していた時期があったが、UD製の中型ツーステップ車[[日産ディーゼル・スペースランナーRM|RM]]3台([[2000年]]に[[横浜バス能見台営業所|能見台営業所]]から転入)が2009年3月までに全廃され、また最後まで残った[[三菱ふそう・エアロスター]]のNH6238号車(元ターミナル間無料連絡バス専用車)が2015年3月に特定登録に変更、TNH6238号車となったことにより、現在はジェイ・バス製の車両に統一されている。2016年4月現在では大型車・中型ロング車・中型車が在籍し、基本的にいすゞ([[いすゞ・エルガ|エルガ]]と[[いすゞ・エルガミオ|エルガミオ]])が中心で、わずかに日野([[日野・レインボー|レインボーHR]]と[[日野・ブルーリボン#HIMR/ハイブリッドシリーズ|ブルーリボンシティハイブリッド]])という陣容になっており、全車がノンステップ車である。羽田営業所時代は大型車が[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]車に統一されていた時期があり、いすゞ大型車が再度配置されてからも多数派だったが徐々に数を減らし、前述のNH6238号車が2015年3月に特定登録に変更されたことにより一般路線用の三菱ふそう車は消滅している。
 
大型車は[[いすゞ・エルガ]]を主体にターミナル間無料連絡バスから転用された[[日野・ブルーリボンシティ|日野・ブルーリボンシティハイブリッド]]のNH3801号車が在籍する。エルガのうちNH2459号車はターミナル間無料連絡バスから転用の長尺車で、2016年2月には新型エルガ(NH2633号車。QKG-LV290N1)が導入された。なお、エルガのうちNH1071号車は当初の一般路線色からリムジン色に塗り変えられ、蒲95系統の予備車となっている(後述)。
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=== リムジンバス ===
羽田空港発着の路線に用いられる。蒲95系統専用車と同じく白地に赤帯のリムジン塗装となっている。羽田京急バス所属の東京駅線専用車として[[日野・セレガ|日野・セレガR]]が在籍、NH3555号車は「[[ミシュラン]]・グリーンライナー」としてラッピングされている。H表記の運行委託車は[[三菱ふそう・エアロエース]]や三菱ふそう・エアロバス、[[日野・セレガ]]、いすゞ・初代ガーラなどがあった
 
[[水戸駅]]・[[日立駅]] - 羽田空港線はICカード利用が会社解散まで不可とな能だている
 
=== 長距離高速バス専用車 ===