「審判 (1963年のラジオドラマ)」の版間の差分

『'''審判'''』（しんぱん）は、[[安部公房]]脚本の[[ラジオドラマ]]。[[西村晃]]主演で[[1963年]]（昭和38年）11月24日（日曜日）に[[文化放送]]「現代劇場」で放送された。放送時間は18:00 - 18:30。乗船して取材した船員たちの声や航海の音に台詞を加えて、[[ドキュメンタリー]]タッチで構成された作品である。昭和38年度[[芸術祭 (文化庁)|芸術祭]]ラジオ部門参加作品。脚本テキストは、1970年（昭和45年）6月5日に[[大光社]]より刊行された<ref name="note17">「作品ノート17」（『安部公房全集 17　1962.11-1964.01』）（新潮社、1999年）</ref>。

 

== あらすじ ==

[[汽船]]・ホーアン丸と汽船・トーコー丸の衝突事件、ならびに汽船・第三ワカバ丸の安全阻害事件の裁判の審判が、審判官・神山伸一から言い渡された。受審人・木村修一船長は、事件の回想をする。