「翼を持つ者 〜Not an angel Just a dreamer〜」の版間の差分

2017年が日本で[[アニメーション]]が制作されてから100周年を記念して制作された楽曲で、多数の[[アニメソング]]や劇伴を手がけている作曲家の[[田中公平]]が“アニソン版「[[ウィ・アー・ザ・ワールド]]」”を作りたいとのコンセプトのもと企画して実現、レーベルの垣根を越える形かたちで新旧23組のアニメソング歌手・声優が歌唱に参加している<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/08/25/kiji/20170825s00041000026000c.html アニソン版「ウィー・アー・ザ・ワールド」に豪華23組　しょこたん感激],スポーツニッポン,2017年8月25日</ref><ref name="natalie">[http://natalie.mu/music/news/249620 総勢23組のアニソンアーティストが集結！日本アニメ100周年記念ソング発売（コメントあり / 動画あり）],音楽ナタリー,2017年9月21日</ref>。

田中によれば[[2020年東京オリンピック]]の開催が決まったことが発案のきっかけとしており、「今や日本文化の中でクールジャパンの先鋒となった感のある“アニメ”、“アニソン”そして、そのアニソンを歌っておられるアニソン歌手さんの素晴らしい歌声を、もっと世界の方々に聴かせたい」<ref name="natalie" />「オリンピックが決まったときに、日本のアニメ、アニソンとしてやらなければならないことがあるはず、と強く感じた。そのためにまずは一つにまとまらなければならない。中々こういった企画はレーベルやプロダクションの壁で実現が難しいが、自分が曲を作れば、もしかしたら可能性があるかもしれないと、[[畑亜貴]]さん、[[藤林聖子]]さん、[[上松範康]]さんに声をかけた」<ref name="lisani">[http://www.lisani.jp/0000062708/ ファン歓喜だゼーット！「翼を持つ者 〜Not an angel Just a dreamer〜」より水木一郎、中川翔子、TRUE、Wake Up, Girls！ら9アーティストがアニメ100周年を祝して集結しトーク＆ライブを開催！],リスアニ！WEB,2017年10月17日</ref>と語っている。そうした中で楽曲タイアップを探す中、アニメ制作者団体である[[日本動画協会]]が2017年に日本のアニメが誕生して100年となり、それを記念したプロジェクトを推進していることから、同協会との共同プロジェクトとして取り組む形かたちになった<ref name="lisani" />。参加アーティストは各方面からの推薦を受け、この企画に賛同してくれそうな人物に声をかけて選出している<ref name="natalie" />。

楽曲は、前半部分の歌詞を畑が、後半部分の歌詞を藤林が担当、それぞれに上松と田中が曲をつけ、最終的に田中が全体の編曲を行っている。前半部分は若手のアーティスト、後半部分はベテランのアーティストが歌唱を担当し、最後のパートでは全員が合唱する形かたちとなる。