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幕下25枚目以上は本場所の場内で入場者に配布される当日の取組表の裏に印刷される[[星取表]]に掲載される。さらに幕下15枚目以内は成績次第で十両昇進の可能性が見えて来ることから俗に'''幕下上位'''と呼ばれる。21世紀以降は昇進競争が激化し、幕下上位に在位する力士の多くが関取経験者という事態がしばしばみられる。十両[[土俵入り]]から幕下最後の取組までの5番は特に'''幕下上位五番'''(後述)と呼ばれる。
優勝賞金は50万円。大相撲本場所の幕下以下の取組では、[[スイス式トーナメント]]を導入している関係上<ref>同部屋・力士間の親族関係など、厳密な規定を無視すると、スイス式トーナメントでは出場力士128名中1名が必然的に7連勝となる。</ref>、定員が120人の幕下では、6番相撲まで6連勝した力士2人が相星決戦の末に、勝者が7戦全勝で幕下優勝となるケースが大半であるが、休場力士が続出したり、6連勝した力士2人が同部屋のため相星決戦が組めず両者ともに星違いの力士に敗れたりして、全勝力士が不在になり、6勝1敗の力士複数名による優勝決定戦が行われるケースも稀に発生する。
 
逆に、6連勝した力士2人が同部屋だったり、番付が著しく離れていたりしたため相星決戦が組めなかった際に、両者共に星違いの力士に勝利したことにより、全勝同士の優勝決定戦もさらに稀に発生する<ref>平成以降、このような経緯で幕下力士2名が全勝同士で優勝決定戦を戦ったケースは6例あるが、前者のように同部屋の幕下力士2名が7戦全勝で優勝決定戦を戦ったケースは、[[2015年]]11月場所の[[芝匠|芝]]‐[[宇良和輝|宇良]]の1例のみである([[寄り倒し]]で芝の勝ち)。</ref>。
 
=== 十両への昇進要件 ===