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宇宙世紀0088年2月22日、[[グリプス戦役]]終盤において、自分とは逆にティターンズへ寝返ったレコアの駆る[[ティターンズの機動兵器#パラス・アテネ|パラス・アテネ]]と交戦し、相打ち状態になりつつも撃破する。しかし、レコアの最期の言葉(「男はいつも私を陵辱した」)に動揺してその意味を確認しようと不用意にコクピットを出た際、パラス・アテネの残骸が[[ヤザン・ゲーブル]]の操縦する[[ティターンズの機動兵器#ハンブラビ|ハンブラビ]]の攻撃によって爆発したため、その破片で全身を強打して致命傷を負う。まもなくカミーユに助けられ放棄されたアレキサンドリア級のエアハッチに運び込まれるが、命が尽きることを悟ると彼に[[Ζガンダム]]が人の意思を吸収する力を持っていると諭し、平和への願いを托して息を引き取った。遺体はそのまま放置され、[[コロニーレーザー]]の発射に巻き込まれて消滅している。
 
[[近藤和久]]による漫画版では、[[パプテマス・シロッコ]]の乗る[[ジ・O]]を撃墜しようとした時にレコアが割り込み、結果的に彼女を撃墜したことでシロッコを怒らせてしまい、大型ビーム・ライフルの連射を受けたガンダムMk-IIが爆発すると共に死亡してしまう。
 
小説版では堅物な性格が強調されているほか、死因も異なっている。シャアやハマーンと交戦中のシロッコが狙いを外した流れ弾がガンダムMk-IIの脇腹に当たり、歪んだコクピットフレームで腹部を強打したことが致命傷となった。この際、死を自覚したことで自分も普通の恋に憧れていたことや、ヘンケンに好意を持たれて内心は嬉しかったことに気付く描写があり、テレビ版と同様に自分を助けたカミーユに後を託して死亡する。
 
[[近藤和久]]による漫画版では、[[パプテマス・シロッコ]]の乗る[[ジ・O]]を撃墜しようとした時にレコアが割り込み、結果的に彼女を撃墜したことでシロッコを怒らせてしまい、大型ビーム・ライフルの連射を受けたガンダムMk-IIが爆発すると共に死亡してしまう。
 
劇場版では人物描写がやや異なり、母性的で包容力のある大人の女性としての面が強調された。テレビ版で描かれた厳格な人物像は和らいでおり、カミーユらにもスキンシップで場を和ませるなど、良き姉的な存在として描かれている。ヘンケンのアプローチも最初は上手くはぐらかしていたが、物語中盤以降は艦内デッキでエマの方から傍らに寄り添う姿が見られるなど、奥手で恋愛は苦手という傾向も若干緩和された。レコアに対しても、ティターンズへ寝返ったことについて「殺してしまえばよかったのよ!」と唾棄するテレビ版に対し、「(レコアは)女をやってるだけよ」と擁護するなど、心情の描写も若干違っている。