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== 概要 ==
月飛行用ロケットとして知られており、[[アメリカ航空宇宙局]](NASA)が6年間で計13機のサターンVを発射した。その間搭載物が失われるような大きな事故は一度も起こっていない。全高、総重量、[[ペイロード (航空宇宙)|ペイロード]](搭載物重量)などの項目で、史上最大のロケットである。もちろん、[[ギネス世界記録]]として認定されている。後に旧[[ソビエト連邦]]で[[エネルギア]](1980年代に2回試験飛行を行い、後に計画自体が中止された)が開発され、離床推力でわずかにサターンVを上回った。
 
サターン・シリーズの旗艦であるサターンV は、[[ウェルナー・フォン・ブラウン]]博士の指揮の下、[[ボーイング]]、[[ノース・アメリカン]]、[[ダグラス・エアクラフト|ダグラス]]、[[IBM]]等が元請け企業となり、[[アラバマ州]][[ハンツビル]]の[[マーシャル宇宙飛行センター]]において開発が進められた。各三段のロケットはそれぞれの担当企業によって製作されたが、最終的にそれらを引き取り組み立てる作業はボーイングが行った。