「うたわれるもの」の版間の差分

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: ゲームの中ではミズシマの他にもマツオなどの日本の名字を持つ研究者が登場している。
 
== 世界の謎(地理、歴史) ==
全くの異世界で進行する物語ストーリーであるようにえる本作品だが、実際には'''未来世界[[日本国|日本]]'''が舞台<ref name="kg183" />となっている。そして、作品世界の起源終盤で明かされている。スタッフによれば 本作品に登場する時代設定は、3つに大別される。過去から順に史実との接点である「'''古代'''」、後述するアイスマンが発見され亜人間達が生まれた世界の'''創成期'''」、そして「'''現代'''」(本編)である。「古代」及び「創成期」本項では先の2つについて概要あらすじと、最後の「現代」に至るまでの過程を記述する。本作品に於ける時代設定では、現実世界の「現在」が「古代」に相当する。
=== 地理 ===
本作品の世界は'''「古代」でいう日本列島'''が主舞台であり、他の大陸も存在するが未登場である(存在はしているが混沌としている<ref name="kg183" />)しかし、「古代」とは違い地軸が異なり、陸の形もわずかに違う。作中の地図では「古代」の[[千葉県|千葉]]が最南端になっており、東北側が東、近畿側が西である。また、クンネカムンの首都は「古代」の[[石川県]][[金沢市]]と一致する。
 
: 「古代」において、ある考古学者は立ち入り禁止区画に踏み入り、謎の巨大生物らしき化石を見つけるが、それの存在を隠蔽しようとする者の手によって拳銃で撃たれ瀕死の重傷を負う。その際飛び散った血液の一部が化石にかかり、その化石の意識を呼び覚ましてしまう。願いを叶えるという謎の化石の声に対して死に際した考古学者は静かに眠らせてくれるよう頼む、その願いは考古学者自らの身体を差し出すことで叶えられ、両者は一体となって永い眠りに就く。
「現代」では、大陸の中央に'''シケリペチム'''があり、その東方に'''ケナシコウルペ'''(後の'''トゥスクル''')、北西には'''クンネカムン'''、南西には'''オンカミヤムカイ'''がある。ケナシコウルペの東に'''クッチャ・ケッチャ'''があり、南に'''ナ・トゥンク'''がある。クンネカムンの西には'''エルムイ'''や'''ヌンバニ'''、'''ハップラプ'''をはさみ、'''ノセシェチカ'''がある。大陸中央北側の沖合には'''サハラン島'''がある。この島はクンネカムンの領土であり、硫黄の匂いが漂う劣悪な環境。また、生体兵器の失敗作が廃棄されている場所でもある。
=== 本編開始以前 ===
全くの異世界で進行する物語であるように見える本作品だが、実際には'''未来世界の[[日本国|日本]]'''が舞台<ref name="kg183" />となっている。そして、作品世界の起源は終盤で明かされている。スタッフによれば本作品に登場する時代設定は、3つに大別される。過去から順に史実との接点である「'''古代'''」、後述するアイスマンが発見され亜人間達が生まれた「'''創成期'''」、そして「'''現代'''」(本編)である。「古代」及び「創成期」についての概要と、最後の「現代」に至るまでの過程を記述する。本作品に於ける時代設定では、現実世界の「現在」が「古代」に相当する。
; 古代
: 「古代」において、ある考古学者は立ち入り禁止区画に踏み入り、謎の巨大生物らしき化石を見つけるが、それの存在を隠蔽しようとする者の手によって拳銃で撃たれ瀕死の重傷を負う。その際飛び散った血液の一部が化石にかかり、その化石の意識を呼び覚ましてしまう。願いを叶えるという謎の化石の声に対して死に際した考古学者は静かに眠らせてくれるよう頼むと、その願いは考古学者自らの身体を差し出すことで叶えられ、両者は一体となって永い眠りに就く。
; 創成期
: 次に挙げる「創成期」では、環境の激変によって地上に人が住めなくなり、人類は地下に潜って生き存えていた。この時代では膨大な時間と技術を費やし地球を再生することに成功したが、完全に管理された揺りかごのような施設内で過ごすこととなったあまりに永い時間が、自然環境に適応する耐性を人類(以後旧人類)から奪ってしまっていた。
: そんな中「古代」の氷河の中から仮死状態のまま凍結された人間が発見され、さらにその男が被っている仮面らしきものは彼がいた時代(「古代」)より更に数百万年以上も昔のものだということが分かる。「創成期」に生きる旧人類が失ってしまった耐性や適応力を持つ「古代」の人類唯一の生き残りである彼を旧人類達は'''アイスマン'''と名付け、彼の遺伝子を元にした実験体-動物の耳と尻尾らしき器官をもった生物(亜人間)を作り出し、自分達を地上に適応させるための実験(恐らくは、動物の持つ生命力や環境適応力を人間にも付与するための遺伝子合成実験とその性能試験)を行う。しかし計画半ばで1人の研究者が情にうたれ、自分達の恐ろしい所業に苦悩した末にアイスマンと実験体たちを地上へと逃亡させる。
: 地上に逃れた彼らは子を授かり平和に穏やかに暮らしていたが、特に重要なサンプルであるアイスマンを手放したままでは居られなかった旧人類達によって研究所へ強制的に連れ戻され、アイスマンの妻となっていた実験体'''ミコト'''は解剖されてしまう。これに激怒したアイスマンは突如巨大な異形へと変貌、我を忘れて暴走し衝動の赴くままにその力を振るい出す。死を恐れ、強靭な肉体を求めて愚行を繰り返す旧人類達を、怨嗟と皮肉を込めて未来永劫死ぬことの出来ない、とても生物とは思えないような赤い異形の粘液体へと変異させ、また緊急異常事態に他施設からの断絶や攻撃を恐れる声を聞き、彼ら以外の施設の全てを一瞬にして破壊した。アイスマンは深い愉悦を感じつつも同時に制御不能になった自分の破壊衝動を止めることを望むようになる。その想いを受けた特別な実験体である'''ムツミ'''が「死」という形で願いを叶えようとし、施設をハッキングして人工衛星からのレーザー攻撃を敢行するも彼を殺しきることは出来ず、仕方なく「眠り」という形で封印することで、彼のその望みはようやく叶えられた。
: その後、相反する感情を抱えたままの彼は封印の内で何度となく目覚めと眠りを繰り返し、いつしかその意識は「分身(ぶんしん)」と「空蝉(うつせみ)」のふたつにはっきりと分裂してしまう。
: かくして旧人類は滅亡し永い時が過ぎ行くに従い、研究所に捕らわれていた実験体(亜人間)達は旧人類たちの束縛から解放されて野に広がり文明を築いていった。機能のほとんどを失った研究所の施設はムツミを始祖とする宗教國家「オンカミヤムカイ」によって「聖地」として封印され、一部の者を除いてほぼ全ての亜人間達は自分達の起源を忘れ去った。
 
: 次に挙げる「創成期」では、世界設定として環境の激変によって地上に人が住めなくなり、人類地下に潜って生き存えてい過ごすようになっとされる。この時代では膨大な時間と技術を費やし地球を再生することに成功したが、完全に管理された揺りかごような施設内で過ごすこととなったあまりに永い時間が、自然環境に適応する耐性を人類(以後旧人類)から奪ってしまっていた
以下、この「大陸」に多くの亜人間達が暮らす時代を「現代」として本作品のストーリーは進行することになる。
 
: そんな中「古代」の氷河の中から仮死状態のまま凍結された人間が発見され、さらにその男が被っている仮面らしきものは彼がいた時代(「古代」)よりさらに数百万年以上も昔のものだということが分かる。「創成期」に生きる旧人類が失ってしまった耐性や適応力を持つ「古代」の人類唯一の生き残りである彼を発見者(旧人類達は'''アイスマン'''と名付けを元に遺伝子を元に改変した実験体動物の耳と尻尾らしき器官をもった生物(亜人間)を作り出し、自分達を地上に適応させるための実験(恐らくは、動物の持つ生命力や環境適応力を人間にも付与するための遺伝子合成実験とその性能試験)を行う。しかし計画半ばで1人の研究者が情にうたれ、自分達の恐ろしい所業に苦悩した末にアイスマンと実験体たちを地上へと逃亡させる。
 
: 地上に逃れたそこで彼らは子を授かり平和に穏やかに暮らしていたが、特になサンプルであるアイスマンを手放確保ておきままでは居られなかった旧人類い研究者達によって研究所へ強制的に連れ戻され、アイスマンの妻となっていた実験体'''であるミコト'''は解剖されてしまう。これに激怒したアイスマンは突如巨大な異形へと変貌、我を忘れて暴走衝動のおもむくままにそ破壊限り振るい出す尽くした死を恐れそして、強靭な肉体を求めて愚を繰り返す旧人類達、怨嗟と皮肉を込めて彼らを未来永劫死ぬことの出来ない、とても生物とは思えないようできい異形の粘液体へと変異させ、また緊急異常事態に他施設からの断絶や攻撃を恐れ声を聞き、彼ら以外の施設の全てを一瞬にして破壊したアイスマンは深い愉悦満足感を感じつつも同時に制御不能になった自分の破壊衝動を止めることを望むようになる。み、そのを受けた特別な実験体である'''ムツミ'''という形で願いを叶かなえようとし、施設をハッキングして人工衛星からのレーザー攻撃を敢行するも彼を殺しきることは出来かなわ、仕方なく「眠りという形で封印されることで、彼のその望みはうやく叶えらり果たさ
 
: その後、相反する感情を抱えたまま意識封印の内で何度となく目覚めと眠りを繰り返し、いつしかの意識は「分身(ぶんしん)」「空蝉(うつせみ)」のふたつにはっきりと分裂してしまうすることになる
 
: かくして旧人類滅亡より永い時が過ぎ行く、古代起きた認知外存在の力の発現によって、くつかの大陸は大きな被害を受け、研究所にらわれていた実験体(亜人間)達は旧人類たちの束縛から解放されて野に広がり文明を築いていった。機能のほとんどを失った元は研究所の施設であった場所はムツミを始祖とする宗教國家「オンカミヤムカイ」によって「聖地」として封印され、一部の者を除いてほぼ全ての亜人間実験体達は自分達の起源を忘れ去ってしまった。以下この「大陸」に多くの実験体達が暮らす時代を「現代」として本作品のストーリーは進行する事になる
 
== スタッフ&主題歌 ==