「朝鮮における漢字」の版間の差分

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韓国社会では、いわゆる漢字復活論は、朝鮮日報、東亜日報、中央日報など保守新聞が主導的にイシューを取り上げ、壮年老年層と漢字に慣れた既得権層が支持する傾向を見せているために表向きには保革、世代葛藤で映し出されたりするが、韓国の膨張した学外教育市場と出産率低下に伴う学齢人口の減少などによって、危機に直面した漢字関連教育市場(朝鮮日報は、公認漢字試験を主管して漢字教材を販売している。)が危機を打開するための経済的動機がこのような現象の実質的な原因である。
 
2014年10月<ref>{{cite web|url=http://www.recordchina.co.jp/a95517.html|title=韓国にはやっぱり漢字が必要!世論調査で漢字に対する韓国人の考えが明らかに―韓国メディア|newspaper=[[Record China]]|date=2014-10-11|accessdate=2016-05-24}}</ref>、漢字教育の重要性を主張<ref>{{cite web|url=http://news.livedoor.com/article/detail/7854289/|title=韓国の朴槿恵大統領が漢字教育の重要性を強調|newspaper=[[Livedoor ニュース]]|date=2013-07-12|accessdate=2016-05-24}}</ref>してきた[[朴槿恵]]政権は[[2018年]]より小学3年生以上の教科書で漢字を併用する形で漢字教育を復活させることを決定したが、ハングル関連団体からの反発が上がり<ref>{{cite web|url=http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2015/05/01/0800000000AJP20150501002500882.HTML|title=小学校教科書への漢字併記 ハングル関連団体が反発|newspaper=[[聯合ニュース]]|date=2015-05-01|accessdate=2016-09-07}}</ref>、韓国教育部は漢字併記から脚注での表記などに変更することを発表した<ref>{{cite web|url=http://japan.hani.co.kr/arti/politics/22016.html|title=韓国教育部、小学教科書の漢字併記撤回|newspaper=[[ハンギョレ]]|date=2015-09-22|accessdate=2016-09-07}}</ref>。その後も漢字論争が絶えないことから2018年1月9日、韓国教育部は施策の白紙化を表明、事実上の廃案となった
 
=== 教育用基礎漢字 ===