「リーン生産方式」の版間の差分

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1980年代に[[日本]]からアメリカに大量の自動車が輸出されるようになると、アメリカの自動車産業業界は日本車の価格の安さを[[ダンピング]]であると非難した{{R|若松}}。一方で、MITは日本の自動車産業業界の研究を行い[[トヨタ生産方式]]の「ムダ取り」に着目した{{R|若松}}。製造工程の「ムダ」という「ぜい肉」を落としたスリムな生産方式を「リーン生産方式」と名付けた{{R|若松}}。{{lang-en|lean}}には「ぜい肉がなく引き締まって痩せている」というような意味合いがある。
 
製造工程におけるムダを排除することを目的として、製品および製造工程の全体にわたって、トータルコストを系統的に減らそうとするのが狙いである。元々は[[大野耐一[[氏がアメリカの自動車工場やスーパーマーケットの生産方式などに着想を得て、[[生産計画]]、ジャストインタイム([[JIT]])、[[カンバン方式]]、[[5S]]、[[サプライチェーンマネジメント]]、[[見える化]]など工業的な生産活動に関連する改善・改革に関するモデルに昇華したと伝えられる<ref>http://diamond.jp/articles/-/7399</ref>。
 
== 特徴 ==
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== 脚注 ==
{{Reflist|refs=
<ref name="若松">{{cite book|和書|title=「トヨタ式」大全: 世界の製造業を制した192の知恵|author=[[若松義人]]|publisher=[[PHP研究所]]|year=2015|isbn=978-4569763842|chapter=≪世界のトヨタ式4≫ マサチューセッツ工科大学とトヨタ式}}</ref>
}}