「アメリカンフットボール」の版間の差分

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*基本的にすべてのプレーがセットプレーであり、両チームが向かい合った静止状態からひとつのプレーが始まり、タックルなどによりボールの前進が止まったときにプレーが終了する。1プレイはだいたい10秒以内で終了し、また仕切り直して次のプレーを開始する。このような短いプレーの積み重ねによりゲームが進行する。
*試合全体で時間が決まっており(正規で60分)、カウントダウンする計時方式を採用し、同じフットボールであるサッカーやラグビーのような[[ロスタイム]]がない。時間を流す・止めるルールが細かく決まっており、'''時計と勝負するスポーツ'''とも言われる。プレーせずに時間を流すこともあり、勝ち越しているチーム(を応援する観客)がカウントダウン・コールをする場面がある。
*激しい[[#コンタクト(タックルとブロック)|コンタクト]]が多い。当初はラグビーと同様に[[ラグビージャージー (衣類)|ジャージ]]でプレーしていたが安全に配慮して[[ヘルメット]]やプロテクターなどの[[防具]]を装備することが義務づけられている。それでも[[脳震盪]]<ref>[http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/concussion-watch/ Concussion Watch|FRONTLINE]</ref>や[[CTE]]([[慢性外傷性脳症]])を発症する選手が続出していることから、危険性の認識、また適切な処置を求め、NFLと元選手約4000人が係争中<ref>[http://www.newyorker.com/online/blogs/comment/2012/12/is-chaos-a-friend-of-the-nfl.html Coll, Steve, "Is Chaos a Friend of the N.F.L.?", The New Yorker, December 26, 2012. Citing the Times.]</ref>である。
*[[ビデオ判定]]が導入されており、NFLなどでは判定に不服がある場合、コーチ(監督)が審判団にビデオ判定を求めることができる[[#インスタント・リプレイ|チャレンジ]]や一部の選手との無線通信が許可されているなど、技術革新に対して柔軟である。ただし、日本ではチャレンジシステムや無線は採用されていない。