「C-2 (航空機・アメリカ)」の版間の差分

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C-2はE-2の発展型で、直線翼の主翼を高翼配置している点と、主翼が折りたたみ可能である点がE-2と共通している。しかし、各所が改設計され外形の印象はかなり異なっている。まず、輸送任務には不要のロートドームが外されている。胴体も輸送用に改設計されたほか、尾部にはローディングドアが設けられている<ref name="kaigunki1946-200"/>。ローディングドアの設置に伴い、尾翼の位置も上方に移動し、水平尾翼の上反角は廃止されている。なお、ロートドーム廃止により飛行安定性が向上するため、4枚の垂直尾翼も一部小型化されている。
 
ペイロードは最大7.7t。貨物は{{仮リンク|463Lマスターパレット|label=463Lパレット|en|463L master pallet}}システムにより搭載される。パレットは最大3枚搭載可能。人員は座席設置により、最大39名を輸送可能である。
 
C-2は[[レシプロエンジン]]のC-1と異なり[[ターボプロップエンジン]]であるため、空母の燃料系統を[[ジェット燃料]]に統一できるという利点もあった。