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|参照法条=刑事訴訟法294条、刑事訴訟法379条、刑事訴訟規則208条
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'''広島小1女児殺害事件'''(ひろしましょういちじょじさつがいじけん)
== 状況 ==
11月22日午後、下校途中の女子児童(当時7歳)が学校を出てから[[行方不明]]となり、同日17時頃に空き地に放置されていた段ボール箱の中から
[[広島県警察]][[海田警察署|海田署]]の
この男はペルー国内でも未成年者に対する3件以上の[[婦女暴行]]をしたとして指名手配されていたため、本名を偽って[[就労ビザ]]を取得したうえで2004年4月に日本に渡航していたことが判明した。男は当初は三重県に在住し、2005年夏頃に広島県に引っ越していた。母国には被害者と同じくらいの年齢の子供を残してきていた。
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『[[週刊文春]]』2005年12月8日号では、段ボール箱を封印する際のテープの型が、当時、『[[週刊少年ジャンプ]]』で連載中であった漫画『[[魔人探偵脳噛ネウロ]]』に登場していたものに似ているとの記事が掲載された。また、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の『[[NNNニュースプラス1]]』でも同様の報道がなされた。
逮捕された犯人は日本語を満足に話すことも出来ない外国人なので、記事内容は全くの的はずれであった。この指摘は事件報道での再現映像において段ボール箱にビニールテープが漫画内の怪盗殺人鬼"XI"の字の形に巻かれていた事から来ていると見られるが、その段ボール箱は再現映像のために作られた別物で
▲逮捕された犯人は日本語を満足に話すことも出来ない外国人なので、記事内容は全くの的はずれであった。この指摘は事件報道での再現映像において段ボール箱にビニールテープが漫画内の怪盗殺人鬼"XI"の字の形に巻かれていた事から来ていると見られるが、その段ボール箱は再現映像のために作られた別物で、実際に犯行に使われた段ボール箱の状態とは無関係である。このことから、マスメディアによる強引なこじつけであったと考えられる。
=== 実名報道の是非 ===
当初、被害女児の実名は
== 裁判 ==
容疑者は取り調べに対し「悪魔が乗り移った」などと主張
初[[公判]]から50日目の2006年7月4日に[[判決]]。地裁では猥褻行為を生前に行ったこと、「悪魔」は罪を逃れるための言い訳であり「責任能力はある」と認められた。しかし、容疑者が過去ペルー国内において犯した犯罪について指名手配中であったが、[[推定無罪]]の原則上、前科が証明できず初犯扱いとなり、[[無期懲役]]の判決が言い渡された。
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[[2008年]][[12月9日]]、[[控訴審]]の[[広島高等裁判所]]は第一審判決を破棄し、犯行場所についての供述を含む被告人の検察官調書が第一審で取り調べなかったことは違法であるとして審理を広島地方裁判所へ差し戻した。スピード裁判で十分な審理が行われなかったことに触れ、前科について破棄した事について「賛同することはできない」とした<ref>{{Cite news |title=「まことに不可解」広島高裁、1審判決を厳しく批判 |url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081209-OYT1T00816.htm |date=2008-12-10 |newspaper=[[読売新聞]] |accessdate=2014-03-07 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20081212055213/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081209-OYT1T00816.htm |archivedate=2008年12月12日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref>。この判決を不服とし、現在被告側が[[上告]]したところ、[[最高裁判所 (日本)|最高裁]]は控訴審判決を破棄した。その理由は、検察官が第一審で取調べを請求した被告人の検察官面前調書の立証趣旨は被告人の弁解状況、殺意の存在及び被告人の責任能力とされ、犯行場所については立証趣旨とされていなかった。そのような中で、第一審裁判所が被告人質問の内容から犯行場所に関する供述内容が記載されていると推測し、弁護人に具体的な任意性を争う点を釈明させ、任意性立証の機会を与える義務まではないとして否定した。さらに、検察官が控訴審においてはこの点について特に解明する必要がないと態度をとっていた。したがって、第一審には釈明義務を認め、検察官に対し任意性立証の機会を与えなかったことが審理不尽として違法であるとし、当事者の主張もないのに、前記審理不尽を認めた判決は違法であるとした。
この事件は
広島高裁に差戻された
== その他 ==
{{出典の明記|date=2015年12月|section=1}}
犯人が逮捕された5日後である[[12月5日]]にこの事件と、12月に発生した[[栃木小1女児殺害事件]]による子どもの安全対策を問われた事に触れ、[[和歌山市]]の[[大橋建一]][[市町村長|市長]]が「[[広島県|広島]]もかなり郊外ですし、[[栃木県|栃木
この女子児童は2005年夏、1年生の1学期まで[[千葉県]]の[[船橋市]]内の小学校に通っていたが、2学期から事件が起きた
== 出典 ==
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