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[[File:Mount Ossa Tasmania.jpg|thumb|right|タスマニア島の[[最高峰]]であるオッサ山。]]
[[File:Cradle Mountain Behind Dove Lake.jpg|thumb|right|南緯41度39分13秒、東経145度57分49秒付近から見た、タスマニア島の中央部分にある高地。]]
[[オーストラリア大陸]]南東部から240kmの南方海上(オーストラリアの定義では[[南極海]])に浮かぶタスマニア島は、現在[[バス海峡]]によって隔てられている。しかし、この海峡は1万年から2万年前の[[最終氷期]]には繋がっていた。現在のタスマニア島の面積は、[[北海道]]より少しやや小さ(約8割)である。起伏の多い地形で、オーストラリア国内においては山の多い地域に当たるものの、現在この付近で[[火山活動]]は見られない。ちなみに、タスマニア島で最も標高の高い地点は[[オッサ山 (タスマニア)|オッサ山]]の山頂(標高1617m)である。なお、[[タスマニア州#気候|気候の節]]にもある通り、比較的降水の多い地域であるため、島の中央部の高地から海岸へ向けて何本もの河川が流れており、それを利用して[[水力発電]]を行うことによって島内の電力需要を賄っている。この島には、[[原生林]]などの自然がよく残っていたが、近年その破壊が目立つようになってきた。
===地質===
タスマニア島は世界で最も[[斑レイ岩]]が分布する地域である。ジュラ紀に生成したもので中央高地ウェリントン山に代表される[[柱状節理]]も発達する。ホバート付近ではその下に砂岩他が堆積する。南西部には[[先カンブリア時代]]の[[珪岩]]が急峻な地形をつくる。北東から東部には花崗岩が、北西から西部では火山岩が、南部には石灰岩が見られる。