「新釈漢文大系」の版間の差分

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== 概要 ==
「本文」と「書き下し文」を上下に記載し、原文・通釈([[漢文訓読|読み下し]])・語釈(現代語訳と解説)・余説と[[索引]]を備える。A5判・上製・特上バクラム装・貼函入。全120巻別巻1(『[[漢籍]]解題事典』)。発刊当初の編集委員は、[[内田泉之助]]、[[林秀一]]、[[目加田誠]]、[[吉田賢抗]]、[[宇野精一]]の5名
 
[[1960年]]([[昭和]]35年)5月より『第1巻 [[論語]]』刊行開始。刊当初の編集委員は、[[内田泉之助]]、[[林秀一]]、[[目加田誠]]、[[吉田賢抗]]、[[宇野精一]]の5名であった。第1回配本より配本に、寄稿された小論文などを載せる『新釈漢文大系[[月報#別刷として添付される月報|季報]]』が本体に挿れている。小冊子の「季報」が単品として売買されないが、“第1回配本から第44回配本までにした「季報」と、「孫子」に関する新資料が発見された際に発行した「[[号外]]」を完全[[覆刻|複製]]し、合本として発行したもの”が図書館に所蔵されている<ref>[http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA70454447 新釈漢文大系 季報] CiNiiの書誌レコード(NII書誌ID(NCID) BA70454447)</ref>。
 
独自での編著には『中国[[詞|名詞選]]』、『唐代[[伝奇小説|伝奇]]』、[[日本人]]による秀作[[漢文学|漢詩]]を収録した『日本漢詩 (上・下)』がある(上巻は[[上代]]より[[幕末]]を、下巻は幕末から[[昭和]]中期までを収録)。
 
2018年5月に『[[白居易|白氏]]文集 十三』刊行し半世紀以上、約60年かけ完結した。
 
2019年5月より続刊『詩人編』(全12巻)を刊行予定。[[李白]]・[[杜甫]]など中国古典文学で著名な詩人を収録を予定している。