削除された内容 追加された内容
嶋岡徹 (会話 | 投稿記録)
29行目:
動物などの場合は基本的に自分の舌でなめて([[唾液]]を用いて)、あとは[[自然治癒力]]で治している。人間でも、動物に倣って小さな[[擦過傷]]などはなめるだけで済ませる人もいる。
 
損傷がある程度以上の範囲に及ぶ場合は、[[止血]]、[[縫合]]、修復、[[植皮]]などの外科的治療が必要<ref>保崎清人『臨床医学概論』ヘルス・システム研究所 ISBN 490252757X </ref>あるいは望ましいとされている。こういった創傷というのは主として[[火災事故]]、[[交通事故]]、[[戦争]]、[[スポーツ]]、[[喧嘩]]、[[労働災害|産業事故]]などの場面で発生している<ref>保崎清人『臨床医学概論』ヘルス・システム研究所 ISBN 490252757X p.26</ref>。
 
ただし、[[高齢者]]の場合は、日常生活の些細なことからもそれなりの損傷を受けやすい<ref>保崎清人『臨床医学概論』ヘルス・システム研究所 ISBN 490252757X p.26</ref>。[[階段]]の上り下り、[[敷居]]をまたぐ、などといった(若者にとってはなんでもない)動作をきっかけにして損傷を受けてしまうことがあるのである。また、高齢者の場合、若者に比べて創傷の自然治癒の速さもそれなりに遅くなるので、なおさらそれに悩まされる時間・頻度が多くなり、生活上の問題([[QOL]]の問題)としてつきまとうことがある。