「国鉄80系電車」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
985行目:
{{-}}
 
また電車特急計画([[国鉄181系電車|20系→151系]])が具体化した段階で[[エア・コンディショナー|冷房装置]]の装備が決定したため、1957年8月にサロ85020<ref group="注釈">同車は試験終了後に冷房装置とMGを撤去。後に大船電車区に転出し70系電車との併結改造を施工し横須賀線で運用されたが、[[鶴見事故]]では下り2113Sの3両目に組み込まれていた車両でもある。4両目のモハ70079は粉砕大破で廃車されたが、同車は連結面を小破した程度で復旧。1968年にはクハ77003に格下げ・制御車改造され[[両毛線]]・吾妻線で運用。1978年に廃車となった。</ref>に大井工場(現・[[東京総合車両センター]])で屋根上に[[分散式冷房装置]]4基と床下に冷房用電源として容量18KVAのMGを<ref group="注釈">このMGは後に[[国鉄157系電車|157系]]の[[貴賓車]]クロ157-1に搭載された。</ref>搭載する改造工事が施工され試験が行われた。
*一時的な試験・サービスであるが、同車は国鉄電車として<ref group="注釈">国鉄車両全般では特急用食堂車として新造されたスシ37850形(1936年)が初採用例である。</ref>初の冷房車とされる<ref name="korono1-174">『コロタン文庫 鉄道No.1全百科』P.174(1981年・小学館)</ref>。