「電車大環状線」の版間の差分

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'''電車大環状線'''(でんしゃだいかんじょうせん)とは、[[JR]]の[[運賃]]・料金計算および乗車券の効力に関する特例の1つであり、特定のエリアを発着駅とする場合に同エリア内の迂回乗車を認める制度および同エリアを通過する場合に運賃・料金を実際に乗車した経路にかかわらず必ず最短の経路のもので計算する制度である。なお「電車大環状線」の名称はこの特例の呼称としてよく使われるものではあるが、'''正式に定められた名称ではない'''(正式名称は定められていない)。単に「大環状線」と呼ばれることもある。JR[[時刻表]]の運賃特例案内ページでは「東京付近の特定区間を通過する場合の特例」と題されている。
 
現在は東京都内の一部エリアのみであるが、かつては東京周辺およびでは近県を含むエリアであり、さらに大阪周辺にも制定されていた。現在はその代替として[[赤羽駅]] - [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]、[[東京駅]] - [[蘇我駅]]、[[品川駅]] - [[鶴見駅]]、[[大阪駅]] - [[天王寺駅]]などが[[経路特定区間]]に指定されている。
 
本稿では、この区間にかかる運賃および乗車券の効力の特例について記述する。