「魔法少女」の版間の差分
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魔法少女の年齢は多くが10歳から14歳であるが、これは[[第二次性徴]]期にあたる。魔法少女の「[[変身 (ヒーロー)|変身]]」は、子供から女性への成熟を象徴している<ref name="sm10" />。大人になりたいというのは子供がよく抱きがちな願望であり<ref name="sm10" />、魔法少女はしばしばヒロインが成長した姿へと変身する。そうした作品では変身した自分と本当の自分との違いに悩むという二重生活の困難さが主題であり、特に[[恋愛]]が絡むと事態はいっそう複雑になる。ヒロインが憧れる少年が、彼女の変身した姿のほうに恋したりするのである。こうした筋書は、人々の見た目に惑わされがちな傾向への批評である<ref name="sm11">『The Sailor Moon Role-Playing Game and Resource Book』p.11</ref>。
魔法少女はほとんどの場合、純真で無垢であり、純粋さを別にすれば普通の女の子であるのが多い<ref>しかし、中には『[[間違った子を魔法少女にしてしまった]]』の魔法少女
たいていの魔法少女は力を振るうためにコンパクト、ステッキ、クリスタルといったアクセサリーを用いるが、それらの道具が実際に力の源であることは稀であり、ヒロインの純真さこそが愛と命の力を引き出す鍵である<ref name="sm11" />。
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