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#[[裁判]]において具体的事件における裁判所が示した法律的判断のこと。
#[[英米法]]において、第1の意味での判例のうち、[[判決理由#レイシオ・デシデンダイ|「レイシオ・デシデンダイ」(ratio decidendi)]]として法的拘束力を有するもの。
#1又は第2の意味での判例が積み重なることによって形成される法規範(英米法)または実務上の[[法解釈]]([[大陸法]])のこと。この意味では、「'''判例法'''」と言うこともある
 
厳密な意味では、裁判所が示した判断全てを「判例」と呼ぶわけではなく、「一定の法律に関する解釈で、その法解釈が'''先例'''として、後に他の事件へ適用の可能性のあるもの」のみを「判例」と呼ぶ。判決の一部を取り出して、「先例」としての価値のある部分(レイシオ・デシデンダイ)のみが「判例」であるとの考え方もある。この場合、その部分に含まれない部分を「[[傍論]]」(オビタ・ディクタム)と言う。
 
== 判例の意義 ==