「ホワイトアウト (小説)」の版間の差分

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; プロローグ
: 日本最大の貯水量を誇る[[新潟県]]奥遠和ダム。11月のある日、ダム運転員の'''富樫輝男'''は、遭難者救助のために猛吹雪のなかを出発するが、ホワイトアウト現象に見舞われ、同僚であり親友の'''吉岡和志'''を亡くしてしまった。
: 同じ年の12月、以前東日本電力で働いていた: 小柴拓也: は、[[御殿場市|御殿場]]の火薬工場の警備員の様子を伺いながら、5年前の夏のことを回想していた。5年前の夏に起こった無差別テロで妻子を亡くした彼は、事件後のテロリストの[[裁判]]で、[[死刑]]になった犯人がいなかったことに不満を抱いていた。そこで、テロ組織の構成員に偽装志願・内部潜入した上で、組織内部から根絶やしにする事を目論む。小柴はその後、同工場警備員を襲い、工場侵入・火薬強奪の手助けをすることでテロ組織の一員となる。
: 翌年1月、テロ組織のメンバーたちは、[[AK-47|カラシニコフ]]と[[ナガンM1895|ナガン]]を手に入れるため、羅臼沖で密漁船に乗り込んでいた。
; テロリスト襲撃