Wikipedia

「ネットワーク外部性」の版間の差分

履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
1行目:
[[Image:Network effect.png|right|180px|thumb|電話網におけるネットワーク外部性を示す図]]
'''ネットワーク外部性'''（ネットワークがいぶせい、{{Lang-en-short|Network externality}}）もしくは'''ネットワーク効果'''（ネットワークこうか、{{Lang-en-short|network effect}}）とは、製品やサービスのある利用者価値が、他の利用者の製品やサービスの価値数に影響を与え依存している効果こと<ref name=Shapiro>{{cite book |title=Information Rules |author=Carl Shapiro and Hal R. Varian |year=1999 |publisher=Havard Business School Press |isbn=0-87584-863-X}}</ref>であり、[[ミクロ経済学]]る。代表的なものにおける[[市場の失敗電話]]のひとつでがある。
そのような製品やサービスの価値は、利用者数に依存することになる<ref name=Shapiro>{{cite book |title=Information Rules |author=Carl Shapiro and Hal R. Varian |year=1999 |publisher=Havard Business School Press |isbn=0-87584-863-X}}</ref>。
 
==概説==
例えば、電話網への最初の加入者の便益は明らかにゼロである。2人目の加入者には、1人目の加入者と[[通信]]ができるという便益があるため、この便益を加入に伴い[[費用]]と比較して、実際に加入するかどうかを決定することができる。しかしながら2人目の加入が1人目の加入者に与える便益は考慮されないため、ここに[[外部性]]が存在する。
 
同様に、3人目の加入者は、先の2人と通信できるという便益と加入の費用とを比較して、実際に加入するかどうかを決定することができる。しかしながら3人目の加入者が先の2人に与える便益は考慮されないため、ここにも同じく外部性が存在する。
 
「https://ja.wikipedia.org/wiki/ネットワーク外部性」から取得