「ボックス・セット」の版間の差分

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DVDの普及以前は、[[レーザーディスク]]を用いた「LD-BOX」が発売されていた。[[1987年]]5月に[[キティ・フィルム]]から発売された[[テレビアニメ]]『[[うる星やつら (アニメ)|うる星やつら]]』のLD-BOXがボックス商品の第1号といわれる。
 
『うる星やつら』のLD-BOXは全50枚で33万円の価格にもかかわらず、予約限定の初回分が完売する成功を見せ、以後のテレビアニメや特撮テレビ番組のボックス化の道を開いた<ref>増田弘道『アニメビジネスがわかる』NTT出版、2007年、p130</ref>。LD-BOXで発売された作品の中には、DVD-BOXで再発売されたものもあるが、LDのサイズに合わせて大きな紙面を使用した解説ブックレットは、DVDサイズに合わせたDVD-BOXのそれと比べて内容、写真等の資料掲載量などにおいて充実したものが多く、資料的にも優れたものが多かったように思う
 
特撮・アニメ両ジャンルの場合、幼少時にこれらの作品に影響を受けた若手アニメーター達がインナージャケット用のイラストを提供する、という企画が一部のメーカーで立ち上げられ、他社も追従するかたちでセールスポイントの1つとして採用していたが、雑誌『[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]』など一部のメディアでは、直接その作品に携わっていないクリエイターが手掛けるシステムを疑問視する向きも見受けられた。