「発音記号」の版間の差分

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=== 調音を象徴的に表す字母的記号 ===
服部のいう第二種の記号。既存のアルファベットに基づかず、音から形を決めるもの。[[アレクサンダー・メルヴィル・ベル]]の[[視話法]]の文字が代表的なもので、[[ヘンリー・スウィート]]はこれを改良したものを「revised Organic」と呼んで論文に利用した。しかし、スウィートによると、視話法は単純ではあるが記号どうしの識別が難しく、とくに似た音を似た記号で表すため、音が近い記号どうしは本質的に区別がしづらくなる欠点があった<ref>{{cite book|author=Sweet, Henry|chapter=Phonetic Notation|origyear=1880|year=1913|title=Collected papers of Henry Sweet|page=311
|url=https://archive.org/stream/cu31924026804645#page/n325/mode/2up}}</ref>。また、服部によるとベルやスウィートの音声の分析には問題があるが、その説に従うことを前提としているという問題点もあった。