「太陽のない街」の版間の差分

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佐多稲子の例もあるので、徳永のみが特殊なケースとは思えませんが
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== 小説の概要 ==
[[1929年]]6月号から雑誌『[[戦旗]]』に連載された。作者の徳永が経験した[[1926年]]の[[東京都]][[文京区]][[小石川]]にある[[共同印刷]](作中では「大同印刷」となっている)の[[ストライキ]]、いわゆる「[[共同印刷争議]]」を題材とした作品である。舞台は[[小石川区]]の白山御殿町など、印刷工場の周囲に立地した「不良住宅地区」と呼ばれた貧民居住地で、台地と台地の間の水田や湿地が埋め立てられ、不良住宅地が形成されていく様子が示されている<ref>『東京大学が文京区になかったら: 「文化のまち」はいかに生まれたか』伊藤毅、 樺山紘一、 初田香成、 橋元貴、 森朋久、 松山恵、 赤松加寿江、 勝田俊輔、NTT出版, 2018, p101</ref>
 
=== あらすじ ===