「アルファ粒子」の版間の差分

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== 用途 ==
アルファ粒子は[[蛍光]]物質を励起するので、ごく微量のアルファ線源を添加した蛍光物質は夜光塗料として利用される場合もある。
20世紀の初めから夜光時計にアルファ粒子を放出する[[ラジウム]]226が用いられたが、1960年頃からより安全な[[ベータ粒子]]放出核種に置き換えられている<ref name="atomica08-04-02-07">[http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=08-04-02-07 夜光時計、蛍光灯点灯管、煙感知器など日用品への放射性同位元素の利用 (08-04-02-07)]原子力百科事典ATOMICA</ref>。
 
また、アルファ粒子のイオン化作用を利用するために、分析化学機器の検出器にアルファ線源を利用するものも多い。キャンプ用の[[ランプ (照明器具)#ランタン|ランタン]]に微量の[[トリウム]]を含有させて、イオン化により炎を安定化させる利用法もある。
 
[[住宅用火災警報器]]や[[自動火災報知設備]]のイオン化式煙感知器[[アメリシウム]]241が放出するアルファ粒子利用して煙を感知する型のものがあされ<ref name="atomica08-04-02-07"/>
 
=== 医用放射性同位元素として ===