「明治神宮野球場」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
252行目:
[[ファイル:Meiji Jingu Stadium-7.jpg|thumb|神宮球場 電光式スコアボード(2007年)]]
[[ファイル:20071007_jingu_score_interval.jpg|thumb|2007年当時のプロ野球開催時の表示。選手名表示部には出場各選手の打率・本塁打数を表示。審判名はイニング間に不定期で表示される(2007年10月7日・ヤクルト対広島最終戦にて)]]
外野観覧席背後に設置した[[野球場#スコアボード|スコアボード]]は、完成当初から得点表示部分は巻き取り式で、得点・カウントなどを遠隔操作で自動的に表示できる、当時としては近代的なものだった(選手名表示部はパネル式)<ref>明治神宮奉賛会 『明治神宮外苑志』 1937年、168-169頁</ref>。1931年の拡張工事で得点表示部は延長15回まで、それにヒットやエラーなどを表示する装置も付けられた<ref>明治神宮奉賛会 『明治神宮外苑志』 1937年、171-172頁</ref>[[1980年]](昭和55年)には電光化、次いで[[1995年]](平成7年)に高輝度放電管に置き換わって、フリーボードがスーパーカラービジョンとなりフルカラー化された。さらに[[2008年]](平成20年)には[[発光ダイオード|LED]]による全面フルカラーフリーボードとなった。屋外野球場としては国内最大規模の表示面積を誇る。映像表示時は[[画面アスペクト比]]16:9ワイドサイズのデジタル[[ハイビジョン]]に対応している。電光化以降、独特の表示方式を用いており2008年の全面フリーボード化以降もこの方式が[[コンピュータグラフィックス|CG]]によってほぼ踏襲されている。特色として以下の点があげられる。
*大時計及び両端の広告のレイアウトはかつて存在した[[後楽園球場]]および[[大阪スタヂアム|大阪球場]]と同じで、[[セイコーホールディングス|SEIKO]]製である。広告主がない時期は「JINGU」「STADIUM」と表記している。
*電光化されたと同時に選手名表示部には出場中の全選手の打率・本塁打数を表示することができる。2007年までは両チームとも常時表示していたが、全面LED化後から試合中は広告スペースとなり現在打席に立つ打者の成績のみをスコアボード上部に表示している。選手の登録名に従って旧字体はそのまま表示される。また[[指名打者]]制に対応するため選手名の枠が10名分あり、指名打者制がない場合でも空欄の枠が表示されている。また、2008年からはデーゲームとナイトゲーム文字のカラーレイアウトを変更、デーゲームでは新しい表示方法として選手名を白文字・打順など表記を橙文字、ナイトゲーム(なお、デイゲームでも延長などで18時を過ぎるとナイトゲームレイアウトに変更される)ではその逆で従来のスコアボードのレイアウトを継承し、選手名を橙文字、打順など表記を白文字とし、それぞれ視覚性の向上を図っている。