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;審判部長
審判部長は理事から、副部長は副理事(かつての監事)から理事長によって任命され<ref>審判部規定第2条</ref>、それ以外の年寄が副部長に就任した場合は役員待遇となる。原則として違う一門から<ref>2018年362922日現在、阿武松部長は貴乃花一門阿武松グループ、藤島副部長は出羽海一門、錦戸副部長は高砂一門、高田川副部長は二所ノ関一門所属である。</ref>選任されるが、理事長が直接適任者を指名するので、一門無所属の年寄が任命されることもある。
 
審判部長は戦後から平成中期まで歴代すべて横綱経験者が務めていたが、[[2002年]]2月の改選時において大関止まりの[[二子山 (相撲)|二子山]]親方(元[[貴ノ花利彰|貴ノ花]])が、横綱未経験者から初めて審判部長に就任した。さらに[[2010年]]2月には[[関脇]]止まりで幕内優勝未経験の[[友綱]]親方(元[[魁輝薫秀|魁輝]])が審判部長に就任した(元横綱[[千代の富士貢|千代の富士]]の[[九重 (相撲)|九重]]親方とあわせて部長二人制)ほか、[[2012年]]2月には同じく[[鏡山 (相撲)|鏡山]]親方(元[[多賀竜昇司|多賀竜]])が単独で審判部長に就任するなど、近年は横綱経験者に限らず務めている。
 
;審判委員
審判委員は審判部に所属する年寄が勤める。審判委員の人数は当分の間20名以内とされ<ref>審判部規定第2条</ref>、現在6系統ある各[[一門]](出羽海一門、二所ノ関一門、時津風一門、高砂一門、伊勢ヶ濱一門、貴乃花一門阿武松グループ)からの推薦に基づき理事長より任命される。一門に所属していない親方は当然ながら一門からの推薦を受けられないため、審判委員に就任することは通常ない。[[偶数]]年2月の役員改選時における職務分掌異動で任命され、主任の年寄が委員に昇格する際に新任されることが通例で、一度退任した後に、再任されることもある。また、定期異動外でも審判委員の病気勇退等で委員待遇平年寄から委員へ昇格させる形で抜擢されるケースもある。近年は役員改選時に平年寄や主任のまま審判部の職務を任じられ、審判委員となるケースもある<ref>[[2012年]](平成24年)2月就任の[[東関]]親方(前頭10枚目・[[潮丸元康|潮丸]])などが該当する。かつては、こういった最高位が平幕下位の親方が就任することが後に議論を呼ぶことがあったが、近年はなくなっている。</ref>。<br />また、[[2014年]]に導入された再雇用制度を利用し、一旦停年の後参与として再雇用された親方が審判に就任することもある<ref>2016年8月就任の[[桐山]]親方(小結・[[黒瀬川國行|黒瀬川]])が該当する。</ref>。審判部に所属する年寄は、大相撲中継の解説には出演しない。
 
審判委員については、戦後から[[2012年]]頃までは就任したほぼ全員が最高位前頭2枚目以上であり、一門からの推薦もおおむねこの基準で行われていたが、2012年以降は前頭2枚目以上の経験のない親方の就任例が急増している。それ未満の最高位で就任したのは以下の通り。