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{{Main|チリのスポーツ|en:Sport in Chile}}
 
チリでも他のラテンアメリカ諸国と同じように[[サッカー]]が大変盛んである。サッカーは19世紀にイギリス人によってチリにもたらされ、1933年に[[プリメーラ・ディビシオン (チリ)|プリメーラ・ディビシオン]]が創設された。主なプロクラブとしては、[[CSDコロコロ]]、[[CDコブレロア]]、[[ウニオン・エスパニョーラ]]、[[ウニベルシダ・デ・チレ]]、[[ウニベルシダ・カトリカ (チリ)|ウニベルシダ・カトリカ]]などが挙げられる。1962年にチリで開催された[[1962 FIFAワールドカップ|ワールドカップ]](以下、W杯)では[[サッカーチリ代表|チリ代表]]は3位に入賞した。また、1998年の[[1998 FIFAワールドカップ|W杯フランス大会]]に出場した際には、4チーム制による1次リーグを3引き分け(0勝:勝ち点3)で突破し決勝トーナメント(ベスト16)に進出すると言う珍しい記録を持つ<ref>このケースは、チリ以外の3チームに 1つの引き分け(勝ち点1)が必ず入るため、その3チームが1勝をあげた時点(例:3チームとも1勝1分け1敗=勝ち点4、だった場合)でリーグ最下位の4位、チリ以外に 1分け2敗(勝ち点1)のチームが出た場合でも 残り2チームが1勝以上してしまう(勝ち点4以上になる)ためにリーグ3位となり勝ち上がれない。自力での決勝トーナメント進出が難しい事はもとより、他力本願でも勝敗の星取表(○と●と△)の関係で、全通りの中で2分け1敗(勝ち点2)のチームが2つ出ると言う条件でしか可能性が無かった。</ref>。現行のルールにおいて、8グループ上位2チーム勝ち上がりの1998年大会以降では、初であり現在まで唯一のケースである<ref>6リーグ上位2チーム自動的勝ち上がり+3位チーム同士の成績上位4チームが勝ち上がる方式では、[[1990 FIFAワールドカップ|W杯イタリア大会]]で同じリーグ内で 3引き分けのチームが2つ出て、共に決勝トーナメントに進出したアイルランドとオランダの例がある(総得点も同じだったため、くじ引きによりアイルランドがグループ2位、オランダがグループ3位となった)。イタリア大会より以前は、勝利での勝ち点が2点だったり、大会によっては2次リーグが有ったりと、ルールの改変前である。</ref><ref>また、[[2010 FIFAワールドカップ|W杯南アフリカ大会]]でも[[ニュージーランド]]が、このチリ以来2度目の3引き分けを記録しているがグループリーグで敗退している。そのため、勝ち上がった唯一の記録は破られていない。</ref>。
 
[[テニス]]も盛んであり、2004年の[[アテネオリンピック (2004年)|アテネオリンピック]]では、チリの[[ニコラス・マスー]]と[[フェルナンド・ゴンサレス]]が[[近代オリンピック|オリンピック]]史上初となる金メダルを男子シングルスと男子ダブルスで獲得し、首都のサンティアゴ・デ・チレをはじめチリ国内では喜びのあまり異様な盛り上がりを見せた。