「JR貨物トキ25000形貨車」の版間の差分

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| 台車 = FT1C
| 台車間距離 = 9,386 mm
| 最高速度 = 7595 km/h
| 備考 =
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台車は弓形の側梁をもつFT1C形で、積荷の有無で定数が異なる「2段バネ」の枕バネを装備する<ref name="JFC562" />。防振ゴムを併用した鞍案内式の軸箱支持機構・密封コロ[[軸受]]・重荷重対応の輪軸「14t中軸」は他のFT1系台車と共通の仕様である。[[鉄道のブレーキ|ブレーキ装置]]は制御弁に[[自動空気ブレーキ#三圧力式制御弁|三圧式]]のEA1制御弁を用い、積荷の有無でブレーキ力を自動切替するCSD方式(積空切替式[[自動空気ブレーキ]])である。台車・ブレーキ制御弁・連結器は[[JR貨物クム1000系貨車|クム1000系]]私有[[車運車]]の[[廃車 (鉄道)|廃車]]発生部品を再用したもので、制御弁の使用圧力を3.7[[重量キログラム#重量キログラム毎平方メートル|kg/cm<sup>2</sup>]]に変更<ref>『日本の貨車』 第1編 3.10.2 pp.316 - 317</ref>して一般貨車との混結を可能とした。[[手ブレーキ|補助ブレーキ]]は従来車の足踏み式ブレーキテコを廃し、両側側面の台枠下部に回転ハンドル式の手ブレーキを設ける。このため、入換時は「[[操車場 (鉄道)#平面ヤード|突放禁止]]」の扱いである。
 
台車・ブレーキ装置の仕様自体は最高速度110[[キロメートル毎時|km/h]]に対応するが、本形式では、従来車・タキ15600形と共通で専用貨物列車に用いる運用実態に鑑み、ブレーキ装置の比例弁を一般貨車対応の設定として最高速度を75km/hとしている。比例弁の改造で、最高速度95km/hでの運用も可能<ref name="JFC562" />な仕様であり、2018年現在ではタキ1200形と併結され最高速度95km/hで運用されている。
 
== 運用 ==