「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」の版間の差分

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; 五代 陽子(ごだい ようこ、2代目麻宮サキ)
: 演 - [[南野陽子]](少女時代:片桐尚美)
: 本作の主人公で、本名は'''早乙女志織(さおとめ しおり)'''。[[1968年]][[5月21日]]生まれ。[[東京都]][[世田谷区]]在住(第6話)。身長:160cm、体重:45kg。スリーサイズ B:80cm W:56cm H:82cm(第1話)。梁山高校2年B組(第21話で3年B組に進級)。初代同様、敵の目の前に[[ヨーヨー]]を投げた後、組み込まれている桜の代紋([[旭日章 (警察章)|旭日章]])を見せて「'''鉄仮面に顔を奪われ、十(とお)と七とせ、生まれの証しさえ立たんこの私(あてぇ)が何の因果か警察(マッポ)の手先。'''」で始まる名乗りの口上<ref>前作で斉藤由貴が使ったものをモディファイし、更に方言を取り入れた</ref>を行うが名乗りの部分は省略されることが多い。
: 次回予告では「'''おまんら、許さんぜよ!'''」(第1話 - )、「'''おまんら、気合入れんかい!'''」(第18話 - )で締める。ただし、名乗りの部分は省略されることが多い
: [[高知県]]土佐青柳高校出身。土佐では、四国全体のスケバングループから“'''スケバン鉄仮面'''”として恐れられていた。幼い時から鉄仮面を被らされ、小・中・高と仮面のままで通学する。その背景には、鎌倉の老人の息がかかっていることから鉄仮面での通学を余儀なくされた経緯がある(鉄仮面の設定に関するエピソードは[[スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説#補足|補足]]を参照)。麻宮サキを失った事から暗闇指令の組織が次期・スケバン刑事候補を選抜中、部下である西脇によって2代目麻宮サキ候補として紹介され、目を付けられる。暗闇指令からの特命刑事の勧誘や西脇からの再三の要請にも頑なに拒否していたが、スケバン刑事になる事で父親の死の真相や鉄仮面を被せた人物の謎が解明されるという西脇の言葉を信じ、重合金のヨーヨーと黒皮の手袋を受け取り、2代目スケバン刑事 麻宮サキ襲名を決意した。[[カワサキ・GPZ400R]]に搭乗している。
: 生まれてからずっと高知の田舎で過ごしていたせいか、都会の世間的な風俗にはかなり疎い。設定上は運動神経抜群だが、演じる南野は運動がまったく苦手だった為、腕立て伏せのシーンでは身体をワイヤーで吊ってもらいながら撮影した。なお、後ろ姿は前作の斉藤由貴に続き[[大野剣友会]]の高木政人が吹き替えている<ref>[[ペットントン]]の着ぐるみ担当としても知られる高木は1986年1月10日、バイクに乗って本作の撮影に向かう際に交通事故に遭い、24歳の若さで亡くなった。高木亡き後の吹き替え担当は二転三転。『大野剣友会列伝』(岡田勝、風塵社)によれば藤山健剛、宮沢淑郎、甲斐新、早川昭彦らが担当した後、最終的に大竹浩二が担当することになった。大竹は次作でもヒロインの吹き替えを務めている。</ref>。
: エンディングでは一貫して「麻宮サキ」とクレジットされており、ナレーションでも登場人物からもそう呼ばれているが、初代との混同を防ぐことと本名を名乗るのは全ての事件が解決した後であるため、本稿では彼女については初期からの仮名である「五代陽子」と表記することにする。
; 矢島 雪乃(やじま ゆきの)
: 演 - [[吉沢秋絵]]
: 第2話より登場。財閥の総帥令嬢。[[袱紗]]と琴の爪(山田流)を[[武器]]に使用。和傘を併用することもある。梁山高校に転校する前に陽子が潜入した桐の葉学園で出会う。陽子を慕い、後に梁山高校に転校してくる。[[古武道]]の達人で、[[薙刀]]を武器に戦ったこともある。好きな飲み物はカルピスが大好物
: 演じる吉沢秋絵は、[[おニャン子クラブ]]学業との両立が困難になってきた為、目を患って入院するという設定にして一時戦線離脱していたが、後半復帰している。なお吉沢は[[夕やけニャンニャン]]内「アイドルを探せ スケバン刑事パートIIスペシャル」で2代目麻宮サキとして選ばれ、[[おニャン子クラブ]]加入とともに本作への出演が決まったものの、サキ役は前述のとおり南野に変更されている。(しかし、フジテレビ側のプロデューサーである岡正は、2代目スケバン刑事の候補にはアイドル歌手、CFモデル、新人女優など数十名の名前が挙がっていたものの、主役は最初から南野陽子に決めていたと語っている。南野に決めたのは会った瞬間にこれだと閃くものがあったからだという<ref>「プロデューサー・岡正 スケ番刑事を語る」ビー・クラブ・スペシャル-5 スケバン刑事研究 セーラー服は学園の戦闘服だ! [[バンダイ]]、1987年発行、56項</ref>。また、東映側のプロデューサーである中曽根千治も、[[DELUXEマガジン]]で初めて見た時から主役は南野陽子だと心に決めて、半ば強引にキャスティングしたと述べている<ref>「南野陽子360°大解剖」[[ORE]] [[講談社]]、1987年4月号、142項</ref>。)
; 中村 京子(なかむら きょうこ)
: 演 - [[相楽晴子|相楽ハル子]]
: 通称「[[ビー玉]]のお京」、第3話より登場。その名の通り、ビー玉を武器に使用。礫として使う他、大量にばら撒いて追手を転ばせたりもしている。ショートカットで、目つきが鋭く、い。[[新宿]]生まれで、下町育ちの典型的な江戸っ子気質で、面倒見が良い姉御肌。家族はおらず、一人暮らしをしている。3人の子分がいる。転校してきた陽子に齧っていた林檎を投げつけるが、後ろを向いたまま受けられた挙句に片手で握りつぶされて驚愕する。その後陽子と対決の後に実力を認めて親友となる。
 
 
=== 暗闇機関 ===
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; 上原 丈(うえはら じょう)〈梁山高校新聞部員〉
: 演 - [[小野寺丈]]
: 梁山高校2年B組の生徒で陽子のクラスメート。新聞部部長で常に三人組のリーダー的な存在。
; 高田 大介(たかだ だいすけ)〈梁山高校新聞部員〉
: 演 - [[内藤典彦]]
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; 五代 道子(ごだい みちこ)
: 演 - [[泉晶子]]
: 七郎の妻であり陽子(志織)の母。夫の遺志を継ぎ、鉄仮面を被せられた志織を連れて土佐でひっそりと暮らしていた。自らの境遇に負けず、清い心で真っ直ぐに生きるように陽子を常に諭して育て。幼少期の陽子と恭志郎に、それまでの無理が祟っぞれペンダントを渡しいる。ぬ間際、陽子に「鉄仮面を外てした時に、陽子の戦いが始る」こと告げた
; 源十郎(げんじゅうろう)
: 演 - [[睦五朗]]