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訳語について挙げる。''DSM''の邦訳は、[[滋賀医科大学]]の高橋三郎を中心として行われ<ref>{{Cite book|和書|author=加藤忠史|title=岐路に立つ精神医学|publisher=勁草書房|date=2013|isbn=978-4326299034|pages=39-40}}</ref>、DSM-III(第3版)では精神障害の訳語であったものが<ref>{{Citation|和書|author=アメリカ精神医学会|authorlink=アメリカ精神医学会|others=高橋三郎訳|year=1988|title=DSM-III-R 精神障害の診断・統計マニュアル|publisher=[[医学書院]]|isbn=978-4260117388}}</ref>、''DSM-IV''(第4版)では精神疾患の訳語となった{{sfn|アメリカ精神医学会|2004}}。''DSM-5''(第5版)では、精神疾患の訳語である。
 
2014年、''DSM-5''日本語版の「訳者の序」で、最大の課題は用語統一だが、''DSM-IV'' の翻訳作業と違って[[日本精神神経学会]]の支援を得られたと説明している。日本精神神経学会が編集した「DSM-5 病名・用語翻訳ガイドライン(初版)<ref group="注">{{Cite journal|和書|author=日本精神神経学会精神科病名検討連絡会|year=2014|title=DSM‒5 病名・用語翻訳ガイドライン(初版)|journal=精神神経学雑誌|publisher=日本精神神経学会|volume=116|issue=6|pages=429‒457|url=http://web.archive.org/web/20140529103744/https://www.jspn.or.jp/activity/opinion/dsm-5/files/dsm-5_guideline.pdf}}</ref>」や『精神神経学用語集改訂6版<ref group="注">日本精神神経学会・精神科用語検討委員会編 『[http://shinkoh-igaku.jp/mokuroku/data/681.html 精神神経学用語集]』 (改訂6版) 新興医学出版社、2008年6月15日。ISBN 978-4880026817。</ref>』に準拠しており、その他の新用語は監訳者の責任で訳している{{sfn|アメリカ精神医学会|2014|pp=3-5}}。ただし、邦訳された ''DSM'' の書籍名の『精神疾患の診断・統計マニュアル{{sfn|アメリカ精神医学会|2014}}』と、日本精神神経学会の用語集にある『精神障害の診断と統計の手引き{{sfn|日本精神神経学会・精神科用語検討委員会|2008|p=60}}』のように、準拠していない用語もある。
 
また、[[アメリカ心理学会]](同じくAPA)の辞典では mental disorder は精神障害と訳されている<ref>{{Cite book|和書|author=G.R. ファンデンボス監修|translator=繁桝算男、四本裕子|title=APA心理学大辞典|publisher=培風館|date=2013|isbn=978-4563052348|pages=493}}</ref>