「旧千燈寺跡」の版間の差分

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== 歴史 ==
千燈寺は、[[六郷満山]]の諸寺を創建した[[仁聞]](仁聞菩薩)が、718年に六郷満山の中で最初に創建した寺院であると伝えられる。千燈寺という寺号は、仁聞がこの寺の近くにある五辻岩屋で修行をしていると、東北海の龍王がその徳に感じて千の燈を献じたことから名付けられたとされる。[[山号]]は[[補陀落山]](ふだらくさん)<ref>[http://www.city.kunisaki.oita.jp/soshiki/bunkazai/bunkazaisendou.html 国東市]</ref>。千燈寺はまた仁聞の[[入寂]]の地であるとも伝えられている。
 
かつては六郷満山の中山本寺で、16の末寺を有し六郷満山の中核を成す寺院として栄え、「西の高野山」とも称された。しかし、[[天正]]年間に[[大友義鎮|大友宗麟]]による焼き討ちに遭って大規模な伽藍は焼失し、文禄年間に再建されたものの往時の繁栄を取り戻すことはなかった。