「サッカードイツ代表」の版間の差分

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== 概要 ==
ドイツ代表は、西ドイツ時代を含め世界を代表する強豪国の一つである。[[FIFAワールドカップ]]での成績は優勝4回、準優勝4回、決勝戦には8回進出している。また[[1954 FIFAワールドカップ|1954年大会]]から[[2014 FIFAワールドカップ|2014年大会]]まで16大会連続でベスト8以上に進出という記録を残した([[1950 FIFAワールドカップ|1950年大会]]は不参加、[[2018 FIFAワールドカップ|2018年大会]]はグループリーグ敗退)。これは[[サッカーブラジル代表|ブラジル]]の67大会連続([[1994 FIFAワールドカップ|1994年大会]]から継続中)やアルゼンチンの5大会連続([[1974 FIFAワールドカップ|1974年大会]]から[[1990 FIFAワールドカップ|1990年大会]]まで)を大きく引き離している。ベスト4以上進出についても、2014年大会で史上初の4大会連続を達成した。また、2位以上、3位以上、ベスト4以上、ベスト8以上の全てにおいて単独の世界最多進出国である。優勝回数のみが、ブラジルに次ぐ2位(イタリアと並ぶ)となっている。[[UEFA欧州選手権]]での優勝回数は3回、準優勝3回、都合決勝戦には6回進出している事になる。この数字もヨーロッパ最多を誇る。こうした、浮き沈みのない安定度については、とりわけ欧州では畏怖され、英国の名選手[[ゲーリー・リネカー]]は「フットボールとは、22人がボールを奪い合い 最後はドイツが勝つスポーツ」との名言を残した。[[FIFAランキング]]で1位になった経験を持つ8チームの1つでもある。
 
[[20世紀]]から[[21世紀]]の世紀転換期において、ドイツ代表にもヨーロッパ各地で見られる[[移民]]の影響が反映されるようになった。ドイツでの特徴として[[中央ヨーロッパ]]、[[バルカン半島]]、そして特に[[トルコ]]系移民がドイツ代表に選出されることが増えていることが挙げられる。これは、[[神聖ローマ帝国]]、[[ハプスブルク帝国]]、[[プロイセン王国]]といった旧ドイツ系国家が、海岸線が少なく欧州の中央に位置する事情から、伝統的に他大陸よりは欧州内で東方へ植民地を広げてきた歴史を反映している。隣国の[[サッカーフランス代表|フランス]]や[[サッカーイングランド代表|イングランド]]ほど多くはないが、これらのナショナルチームと同様に[[アフリカ系]]の移民選手も誕生している。