「日本語」の版間の差分
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日本語では、ほとんどのモーラが母音で終わっている。それゆえに日本語は[[音節|開音節]]言語の性格が強いということができる。もっとも、特殊モーラの「っ」「ん」には母音が含まれない。
モーラの種類は、以下に示すように111程度存在する。ただし、研究者により数え方が少しずつ異なっている。「[[か行|が行]]」の音は、語中語尾では鼻音(いわゆる[[鼻濁音]])の「{{JIS2004フォント|か゚行}}」音となる場合があるが、「が行」と「{{JIS2004フォント|か゚行}}」との違いは何ら弁別の機能を提供せず、単なる[[異音]]どうしに過ぎない。そこで、「{{JIS2004フォント|か゚行}}」を除外して数える場合、モーラの数は103程度となる。これ以外に、「[[外来語の表記]]」第1表にもある「シェ」「チェ」「ツァ・ツェ・ツォ」「ティ」「ファ・フィ・フェ・フォ」その他の外来音を含める場合は、さらにまた数が変わってくる<ref>松崎 寛 (1993)「外来語音と現代日本語音韻体系」『日本語と日本文学』18では、外来音を多く認めた129モーラからなる音韻体系を示す。</ref>。このほか、外来語の表記において用いられる「ヴァ・ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ・ヴャ・ヴュ・ヴョ・ヴヮ」等については、バ行等として発音されることが多いものの、独立した音韻として発音されることもあり、これらを含めるとさらに増えることとなる。
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