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* 1996年〜2002年は大和田洋平、赤坂宙勇、臼田勤哉とともに「複製技術を前提とした音楽制作に対応する批評の確立」を目的とする音楽批評誌「EsPresso」を編集・執筆していた。主な活動については後述。
*1999年11月発売の『[[KAWADE夢ムック]]―総特集Jコミック作家ファイルBEST145』にライターとして参加。
 
=== 2000年代 ===
 
*2000年6月、京都府丹後半島にサウンド・アーティスト鈴木昭男を訪ね、取材を行う。
*2001年7月、[[大月隆寛]]監修の『[[別冊宝島Real]]17 腐っても「文学」!?』に「いまどきの文学作品の背景には、どんな音楽が流れているのか?」を寄稿。12月、大谷が参考資料作成を行った、[[佐々木敦]]『テクノイズ・マテリアリズム』が刊行される。
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* 2007年、大谷は『三太 vol.5』(1月19日発行 角田俊也・杉本拓・吉村光弘によるフリーペーパー)に寄稿した「ジョン・ケージは関係ない」にて2004年の北里の論考「即興と音響の合流点で」に返答した。それに対する北里の再返答が同年12月に刊行された『サウンド・アナトミア―高柳昌行の探究と音響の起源』(青土社)所収の論考「ケージではなく、何が」である。1月20日、南青山「BOOK246」にて「持ってゆくうた、置いてゆくうた portable songs & disportable words vol. EXTRA [[菊地成孔]]×大谷能生トークショー:新春放談」を行った。2月、木村覚によるレクチャー「超詳解!20世紀ダンス入門」を受講。3月6日、東京芸術見本市のインターナショナル・ショーケースにて木村覚と「映像ショーケース―「映された」身体表現にみる戦後から現在までのアートの諸相とこれから」と題したレクチャーを行った。[[大駱駝艦]]、[[チェルフィッチュ]]、手塚夏子などを紹介。6月、南青山「BOOK246」にてレクチャー「持っていくうた 置いていくうた vol.8「渋谷系とその時代」」を行う。ゲストにライター・ばるぼらを迎えた。
 
* 2008年には慶応大学にて菊地と講義を行った。講義内容は『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』、『服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達についての考察』(菊地の単著 INFASパブリケーションズ、2008年3月)を「併せたもの」<ref>{{Cite web|url=http://www.hmv.co.jp/news/article/806200122/|title=菊地成孔 ロング・インタビュー【第4回】|accessdate=2018-07-01|last=株式会社ローソンエンタテインメント|website=www.hmv.co.jp|language=ja}}</ref>で、『アフロ・ディズニー エイゼンシュテインから「オタク=黒人」まで』(文藝春秋、2009年8月)、『アフロ・ディズニー2 MJ没後の世界』(文藝春秋、2010年9月)の2冊に纏められた。同年4月23日~25日、木村覚とともに企画したイベントシリーズ「direct contact vol.1」が月島TEMPORARY CONTEMPORARYにて開催された。神村恵らが出演。また、杉本拓、大蔵雅彦、宇波拓による室内楽コンサートが演奏。9月9日~11日には「direct contact vol.2」が再び月島TEMPORARY CONTEMPORARYにて開催された。大橋可也&ダンサーズ、秋山徹次らが出演。イベントと同時に「direct contact vol.2」に関する批評文を公募し、大谷・木村が審査するという「DC第1回批評文募集」が開催され、12月に審査結果と総評が発表された<ref>{{Cite news|title=第1回批評文募集(1) 審査結果と総評 {{!}} DIRECT CONTACT|last=directcontact|url=https://dcdc.exblog.jp/9857549/|accessdate=2018-07-19|language=ja|work=DIRECT CONTACT}}</ref>
 
=== 2010年代 ===
 
* 2010年より菊地とともに[[宇川直宏]]が主宰する[[DOMMUNE]]にて不定期の配信番組JAZZDOMMUNEを開始。初回放送は2010年3月20日。第4回目の放送は文字起こしされ『DOMMUNEオフィシャルガイドブック‐1ST』(DOMMUNE BOOKS0001 幻冬舎、2011年8月)に収録された。初回から第4回を除いた第8回までの放送(7回分)については『JAZZDOMMUNE』(DOMMUNE BOOKS0008 メディア総合研究所、2012年1月)として書籍化されている。