「テイルズ オブ レジェンディア」の版間の差分

; セネル・クーリッジ (Senel Coolidge)

: [[声優|声]] - [[鈴村健一]]

: 生まれはクルザンド王統国で、戦災孤児だったところをヴァーツラフ軍に拾われ兵士として育てられる<ref>『公式コンプリートガイド』479頁。</ref>。初めての任務であるメルネスの誘拐のためシャーリィとステラに近づいたが、2人の優しさに触れクルザンドを裏切る。その後シャーリィと共にヴァーツラフ軍から逃げていたところ遺跡船に流れ着き、そこから世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていく<ref>{{Cite web|url=http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/talesoflegendia/character/index.php|title=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜キャラクター紹介｜バンダイナムコゲームス公式サイト|work=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜バンダイナムコゲームス公式サイト|accessdate=2011-07-02}}</ref>。

: 武器はリスト（ガントレットやナックルの総称）で、体術主体のアーツ系爪術士。HP・攻撃力・防御力・命中が高い接近戦向けのキャラクター<ref>『公式コンプリートガイド』30頁。</ref>。「魔神拳」のような飛び道具での攻撃もあり、遠距離からでも戦える<ref>『ファイナルマニアックス』37頁。</ref>。また打撃系の技に加え、ダウン中の敵に攻撃できる「投げ技」を使用可能。主力は発生が非常に早い通常攻撃であり、通常攻撃時の「ふっ、はっ、くらえ」という戦闘ボイスが耳に残る人は多いという<ref>『ビバ☆テイルズ オブ マガジン 2012年8月号』50頁。</ref>。

; シャーリィ・フェンネス (Shirley Fennes)

: 声 - [[広橋涼]]

: 本作のヒロイン。セネルを兄と呼び慕う一方で好意を抱いていたが、彼に対する姉ステラの想いも知っており踏み出せずにいる<ref name="taizen194">『テイルズ オブ 大全』194頁。</ref>。おとなしいが、これと決めたことは譲らない芯の強さがある<ref>{{Cite web|url=http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/talesoflegendia/character/shirley.php|title=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜キャラクター紹介｜バンダイナムコゲームス公式サイト|work=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜バンダイナムコゲームス公式サイト|accessdate=2012-02-05}}</ref>。また市民に対して献身的で、困っている人間を見捨てることが出来ない優しい性格だが、それ以上に同族への強い忠誠心を持っており、彼らの力になるべく辣腕を振るい、彼らと共に侵攻を受けたことで陸の民と敵対する。水の民の指導者「メルネス」として生を受けるが、メルネス覚醒の儀式に失敗したため、生来の爪術を使えなくなり、海水や潮風に当たると体調を崩し真水に浸かれば回復する、という体質となったが、後に再び儀式を行いメルネスとして覚醒したことで症状は消えた。

: メルネスと目されていることから様々な人物に目を付けられ、身柄を移していく彼女をセネルの元へ連れ出すことがメインシナリオの目的となっている。

; ウィル・レイナード (Will Raynerd)

: 声 - [[千葉進歩]]

: ウェルテスで[[保安官]]を務める[[博物学|博物学者]]。生真面目な性格で街の住民に慕われており、パーティー内でも年長者として頼りになる存在<ref>{{Cite web|url=http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/talesoflegendia/character/will.php|title=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜キャラクター紹介｜バンダイナムコゲームス公式サイト|work=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜バンダイナムコゲームス公式サイト|accessdate=2011-07-02}}</ref>。仲間の和を乱す者や、自身をオヤジ扱いするノーマには容赦なくゲンコツをかます。珍しい魔物を見ると博物学者としての血が騒ぎ、平静でいられなくなる<ref>『ファイナルマニアックス』531頁。</ref>。

: 聖リシライア王国の貴族令嬢だった'''アメリア・キャンベル'''（声 - [[豊嶋真千子]]）と恋に落ち遺跡船へ駆け落ちし娘の'''ハリエット・キャンベル'''（声 - [[斎藤千和]]）を授かるが、ウィルを残し2人は国へ連れ戻され、元から病弱な体質だったアメリアは数年後に病死。以降ハリエットとは会っておらず、再会後も親としてどう接すればいいのか分からず戸惑っていたが、和解後は親子として共に暮らし始め、その距離を縮めつつある。また、ハリエットの料理を「この世のものとは思えない不味さ」と称しながら平らげたり、「ハリエットを嫁に貰おうとする男を殴る」のが夢だったりと[[子煩悩|親バカ]]にも目覚め始めた。

; クロエ・ヴァレンス (Chloe Valens)

: 声 - [[浅野真澄]]

: 5年前に取り潰された、聖ガドリア王国の名門ヴァレンス家の令嬢にして[[騎士]]。正義感が強く、困っている人を助けずにはいられない性格だが、後先考えずに行動するためミスを犯すこともある。口調はやや男勝りで、常に毅然とした態度を取っているが<ref name="toc56">『テイルズ オブ クロニクル』56頁。</ref>、年頃の少女らしく可愛らしい一面<ref>{{Cite web|url=http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/talesoflegendia/character/chroe.php|title=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜キャラクター紹介｜バンダイナムコゲームス公式サイト|work=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜バンダイナムコゲームス公式サイト|accessdate=2011-07-02}}</ref>や、「泳げない」という弱点も見せる。例外を除き男性を苗字で呼ぶ。セネルに恋心を抱いているが、自分が仲間の1人としてしか見られていないことを気にしている。

: 5年前に両親を殺害され、家が取り潰される原因を作った「腕に蛇の入れ墨をした男」を探して遺跡船にやって来た。シャーリィが山賊に捕まったことを聞き、山賊を討伐すべく独自に行動していたが、道中でセネルとウィルに合流し、行動を共にするようになる。

; ノーマ・ビアッティ (Norma Biatty)

: 声 - [[水橋かおり]]

: 秘宝「エバーライト」を探すトレジャーハンターの少女。前向きな性格で<ref>『テイルズ オブ 大全』200頁。</ref>パーティー内におけるムード（トラブル？）メーカー<ref>『電撃PS2 Vol.326』52頁。</ref>。モーゼスと共に掛け合いを繰り広げ、グリューネとはいいコンビ関係を築く。シリアスな雰囲気などを嫌う性格から、無理矢理にでも笑いや活気を導こうとする<ref name="fm572">『ファイナルマニアックス』572頁。</ref>。脳天気かつおチャラけた態度を取っているが人知れず努力を重ねており<ref name="toc56" />、古刻語習得のために膨大な量の研究ノートを記している<ref>『ファイナルマニアックス』535頁。</ref>。金に対する執着心が強い他、理想とかけ離れている自分のスタイルを嘆いており、グリューネやクロエのことを羨ましがっている。敵味方関係なく独自のあだ名で呼ぶが、センスのなさから周りには呆れられている。

: 家出中に出会ったトレジャーハンター'''スヴェン'''（声 - [[浜田賢二]]）の薦めで勉学に励んでいたが、エバーライトの探索中に消息を絶った彼の意思を継ぐため休学し単身遺跡船に乗り込む。その後出会ったシャーリィのブローチにエバーライトの可能性を見出し、セネルたちと行動を共にするようになる。ノーマとスヴェンの師匠である'''ザマラン'''（声 - [[丸山詠二]]）がいる。

; モーゼス・シャンドル (Moses Sandor)

: 声 - [[中井和哉]]

: 遺跡船にアジトを持つ[[盗賊|山賊]]の首領にして魔獣使い。左目に眼帯をしている。[[広島弁]]をベースにアレンジされた<ref>『ビバ☆テイルズ オブ マガジン Vol.8』163頁。</ref>独特の訛りで喋り、気合を入れる際や興奮した時には「ヒョオオオオオオ！」という雄叫びを上げる。人情に厚く手下たちにも慕われている<ref name="taizen202">『テイルズ オブ 大全』202頁。</ref>。がセネル達はノーマとはまた違う意味でのトラブルメーカーなため、度々衝突したり、ハズレくじを引かされる<ref name="taizen202" />、またノーマとは別にあだ名のようなもので他者を呼ぶ。

: 大陸西部にある<ref>『公式コンプリートガイド』489頁。</ref>魔獣使いを多数輩出する部族の長の家に生まれた<ref>『テイルズ オブ 大全』620頁。</ref>が、最強のガルフと恐れられるグランドガルフの'''ギート'''（声 - [[増谷康紀]]）をパートナーに選んだことにより、モーゼスを慕う'''チャバ・ライク'''（声 - [[西脇保]]）らとともに部族を離れることとなる。究極の爪術である聖爪術に執心しており、それを得るためのカギであるメルネスとされるシャーリィを攫うが、その後ヴァーツラフ軍に仲間を傷つけられたことから、仇打ちのためセネルたちと共闘する。

; ジェイ (Jay)

: 声 - [[白石涼子]]

: 「不可視のジェイ」の通り名を持つ情報屋の少年。気になったことは確かめないと気が済まず、得意なことが他人と重なるのも気になる性格。容姿は小柄で中性的だがかなりの皮肉屋で、気に食わない相手には慇懃無礼に接する<ref>『テイルズ オブ 大全』204頁。</ref>。情報屋としての能力は自身の忍者としての技術やモフモフ族の協力によるもの<ref>『ファイナルマニアックス』539頁。</ref>。企てた作戦をモーゼスによって台無しにされて以来彼に対して嫌味を言うなど不仲であったが、打ち解けるうちにからかいあうようになる。

: 大陸東部の王国の王子<ref>『ビバ☆テイルズ オブ マガジン Vol.3』140頁。</ref>だったが両親に捨てられる。後に忍者'''ソロン'''（声 - [[島田敏]]）に拾われ彼に道具として育てられ忍術を学んでいたが、遺跡船にてある軍隊を相手にした際に囮として一人取り残された時を境に彼の傍から離れ、現在は傷ついた自分を介抱してくれたモフモフ族と暮らしている。自分を救ってくれたモフモフ族を大事に想っており、対ヴァーツラフ軍戦においてセネルたちと共闘しようとする彼らを留まらせるため、不本意ながら自身が戦列に加わる。

; グリューネ (Grune)

: 声 - [[川澄綾子]]

: 自分の名前以外の記憶を失っている女性。記憶がないことに落ち込むことはなく常に微笑みを浮かべており<ref>{{Cite web|url=http://www.bandainamcogames.co.jp/cs/list/talesoflegendia/character/grune.php|title=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜キャラクター紹介｜バンダイナムコゲームス公式サイト|work=PS2/テイルズ オブ レジェンディア｜バンダイナムコゲームス公式サイト|accessdate=2012-09-25}}</ref>、[[マイペース]]な言動で周囲の人間を和ませる<ref>『テイルズ オブ クロニクル』57頁。</ref>。天然ボケであり、のんびりとした雰囲気は何が起きても崩れない<ref>『テイルズ オブ 大全』206頁。</ref>。プロポーションはノーマに絶賛され、カーチスにも素材のよさを認められている。

: 「人食い遺跡」の最奥で眠っていたところをセネルたちに介抱され、以降いつの間にかついてくるようになる。正体は「時の紡ぎ手」と言われる世界の存続と繁栄を司る女神。虚無と破壊を司る女神'''シュヴァルツ'''（声 - 川澄綾子）から世界を守るために降臨したが、自身の力の影響によって世界の均衡が崩れることを恐れ、自ら力の大部分を封印し、その際に記憶も失った。記憶を失って以降の性格は元の性格とは似ても似つかぬもので<ref>『ファイナルマニアックス』541頁。</ref>、記憶を取り戻した後には自身が付けていた日記（あらすじ）の文章の違いに驚いている。

; ワルター・デルクェス (Walter Delques)

: 声 - [[櫻井孝宏]]

: シャーリィの親衛隊長となるはずだった水の民の青年。それ故に努力し続けてきたが、セネルにその立場を奪われてしまったため、彼に対して激しい敵愾心を抱いている。責任感はあるが協調性がなく、同族との間でも馴れ合いを好まない<ref name="viva20129">『ビバ☆テイルズ オブ マガジン 2012年9月号』24-27頁。</ref>。シャーリィのメルネス覚醒後セネルたちと対峙するが、敗北後も怪我を押して戦いを挑み続け力尽きる。誠名「デルクェス」は古刻語で「黒い翼」の意<ref name="fm574" />（「漆黒の翼」とも<ref name="viva20129" />）。シナリオ担当の[[田中豪 (ゲームシナリオライター)|田中豪]]によると「仲間になりそうで絶対にならない」という立ち位置のキャラクターで、プレイヤーからは「仲間になって欲しかった」という声が上がっていた<ref name="viva20129" />。[[#小説|小説『誓いの星』]]では彼がクローズアップされている。

; ステラ・テルメス (Stella Telmes)

: 声 - [[園崎未恵]]

: シャーリィの実の姉で、セネルのかつての想い人。ある事件を境に消息を絶ちセネルからは死んだものと思われていたが、実際はヴァーツラフに攫われ遺跡船の動力源として使われていた。しかし精神を遺跡船と同調させることで遺跡船そのものとなり、セネルを遺跡船へ導き彼の危機を何度も救っていた。最終的には水の民・レクサリア皇国連合軍の手により解放されたが、ヴァーツラフが作動させた滄我砲をテルクェスを用いて阻止したことで力を使い果たし命を落とす。誠名「テルメス」は古刻語で「始まりの星」の意<ref name="fm573" />。

; フェニモール・ゼルヘス (Fenimore Xelhes)

: 声 - [[小清水亜美]]

: テューラの双子の姉。ヴァーツラフ軍に捕らえられ、人体実験を強いられている際にシャーリィと出会う。陸の民と共にいるシャーリィを憎んでいたが徐々に打ち解けていき親友となり<ref name="toc57" />、怒りや懐疑の目を向けていたセネルに対しては密かに想いを寄せるようになる<ref name="fm572" />。託宣の儀式の最中、聖ガドリア王国の騎士の攻撃からシャーリィを庇い死亡。誠名「ゼルヘス」は古刻語で「祝福」の意<ref name="fm573" />。

; テューラ・ウェルツェス (Thyra Welzes)

: 声 - 小清水亜美

: フェニモールの双子の妹。「陸の民に苦しめられた水の民の市民」側として、水の民でありながら陸の民と共存しようとするシャーリィに辛辣な言葉を浴びせる<ref name="cg494">『公式コンプリートガイド』494頁。</ref>。しかし彼女の優しさに触れて少しずつ心を開いていき、劇中では描かれなかったがその後シャーリィの新たな友達となったと思われる<ref name="cg494" />。誠名「ウェルツェス」は古刻語で「希望」の意<ref name="fm573" />。

: この姉妹には「『マジカルフェニモール』と『ミラクルテューラ』という双子の魔女っ娘」という設定の台詞・イラストが存在するが<ref>『電撃PS2 Vol.339』37頁。</ref>、没となっている。なおその設定によるとフェニモールはブレス系、テューラはアーツ系爪術が使えることになっている。

: 灯台の街ウェルテスにて歌と踊りを披露するユニット。「人類皆兄弟」を信条とする自称街の顔役'''エド・カーチス'''と相棒の'''イザベラ・ロビンズ'''の2人で構成される（時折現れるダンサーやバックコーラスは正式なメンバーではない<ref name="fm572" />）。ユニットとしての活動は源聖レクサリア皇国近衛軍総司令およびその副官という正体を隠すためのもので、遺跡船に陣取り他国の牽制を行っている源聖レクサリア皇国聖皇陛下である'''ミュゼット'''の護衛も担っているが、本業はそっちのけでユニット活動を行っている<ref name="toc57">『テイルズ オブ クロニクル』57頁。</ref>。

: イザベラの名前はチリの作家[[イサベル・アジェンデ|イザベル・アジェンデ]]から<ref name="viva201309" />。

:: 声 - [[稲田徹]]

:: 声 - [[水城レナ]]

:; ミュゼット

:: 声 - [[北浜晴子]]

::

 

=== 敵キャラクター ===

; ヴァーツラフ・ボラド (Vaclav Bolud)

: 声 - [[小杉十郎太]]

: クルザンド王統国の第三[[王子]]にして、独立師団を率いて戦場に立つ武将。長兄が王座を継ぐ慣わしに納得せず、兄を蹴落とし次期国王となるため、クルザンドと交戦中の聖ガドリア王国を滅ぼさんとメルネスの行方を捜索し、水の民を捕獲しては[[人体実験]]を繰り返していた。傲慢な性格で、常に人を見下した態度をとる。体術主体のアーツ系爪術士で、敵キャラクターでは唯一投げ技を使う。第四章終盤でセネル達と交戦し、敗退するも最後の悪足掻きで聖ガドリア王国に向けた滄我砲の発射スイッチを押し、息絶える。結果として滄我砲は発射されるもメルフェスの力を解放したステラにより、滄我砲の軌道は逸れて失敗に終わる。

; トリプルカイツ

:; メラニィ (Melanie)

:: 声 - [[佐藤ゆうこ (声優)|佐藤ゆうこ]]

:; カッシェル (Cashel)

:: 声 - [[高戸靖広]]

:; スティングル (Stingle)

:: 声 - [[大場真人]]

 

== 開発・スタッフ ==