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'''ギャリック・オールソン'''('''Garrick Ohlsson''', [[1948年]][[4月3日]] - )は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]][[ニューヨーク]]出身の[[ピアニスト]]
1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして1970年に第8回[[ショパン国際ピアノコンクール]]で第1位獲得(2位:内田光子、3位:):ピョートル・パレニチ)
古典的・標準的なレパートリーに限らず、[[フランツ・リスト|リスト]][[セルゲイ・ラフマニノフ|ラフマニノフ]][[アレクサンドル・スクリャービン|スクリャービン]]、ブゾーニなど超絶技巧を要する楽曲、[[ドミートリイ・ショスタコーヴィチ|ショスタコーィチ]]、[[アントン・ヴェーベルン|ウェーベルン]]などの20世紀作品も得意としている。
大柄な体格と強靭な指を生かし強音を轟かせるかたわら、弱音の繊細な美しさも特筆に値する。コンクール優勝直後は技巧的でスケール大きな演奏が「アメリカ的」と評されたが、近年は技巧に加え奥行きと陰影を備えた風格ある表現を聴かせる。2012年と2016年に来日し全国で公演
 
レコード・CDは、コンクール優勝後に英EMIと契約しショパン(協奏曲、ポロネーズ全曲、ノクターン全曲など)を録音したのち、米マイナーレーベルのアラベスク(Arabesque)やテラーク(Telarc)、英ハイペリオン(Hyperion)と契約、室内楽や歌曲も含めたショパンの全作品集やベートーヴェンのピアノソナタ全曲(米グラミー賞を受賞)、ウェーバーのピアノ作品集(ピアノ・ソナタ全曲ほか)、ブラームスの変奏曲全集、ドビュッシーの練習曲集、スクリャービン (ソナタ全曲、練習曲全曲、詩曲全曲)などを録音している。アラベスクのCDは現在、日本では入手困難。
ただし、ショパン録音は全てイギリスのレーベル「[[ハイペリオン・レコード|ハイペリオン]]」から2008年11月より再発売されており、こちらは入手が比較的簡単である。<!--(最近、国内輸入代理店がなくなった)。-->