「太陽のない街」の版間の差分

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戦時体制が厳しくなってきた1937年12月、徳永はこの小説の絶版を表明する。その翌日、中野重治・[[宮本百合子]]たちが執筆禁止になったことを見ると、この絶版声明が徳永を執筆禁止から逃れさせたと、[[浦西和彦]]は指摘している。戦後、この絶版声明は撤回された。
 
1950年、[[岩波文庫]]に収録の際に、作者による「解説」が付され、当時の状況が回想された。<ref>なお、2018年の新字・新かな版への改版の際、徳永執筆の文章は「作品につて」と改題され、あらたに[[鎌田慧]]によ「解説」が付された</ref>
 
=== 翻訳と海外への紹介 ===