「不正乗車」の版間の差分

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ヤマサ (会話 | 投稿記録)
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{{犯罪の手口}}
'''不正乗車'''(ふせいじょうしゃ)とは、[[鉄道]]をはじめとする[[旅客輸送]]の[[旅客]]が、その乗車において、定められた乗車券類を所持せずに[[運賃]]・料金を不正に免れようとすることをいう。不正乗車と言った場合、運賃や料金の一部を免れようとする行為も含まれるが、全部を免れようとする場合は特に'''無賃乗車'''と言われる<ref>[http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E7%84%A1%E8%B3%83&stype=0&dtype=0&dname=0na Yahoo!辞書] 2011年9月2日閲覧。</ref>
 
ここでは有料道路の不正通行についても述べる。
 
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日本では[[太平洋戦争]]終戦直後の混乱期に一時見られ<ref>都会から地方に買い出しに行く「買い出し列車」の例が有名。車内に入りきれない客が屋根に登る、壁面にしがみ付くなどしていた。そのような状況で起きた事故が[[八高線列車脱線転覆事故]]である。</ref>、日本国外でも一部の国で列車の屋根や側面にしがみ付く者が見られる<ref>[[バングラデシュ]]、[[インドネシア]]等ではドアからはみ出したり、屋根に乗ったまま電車が走行する光景が見られる。また、趣味やデモンストレーションとして車外乗車を実践する例が欧米には存在する。</ref>
 
[[2000年代]]に入ってからも発生例がある。例えば、[[2002年]](平成14年)には、停車駅で列車の連結部外側面にしがみ付いて乗車し、通過駅([[JR神戸線]][[住吉駅 (JR西日本・神戸新交通)|住吉駅]])で走行中の列車から飛び降り下車する乗客が確認されているが、この乗客は[[鉄道営業法]]違反容疑で捜査対象となっている<ref>[https://web.archive.org/web/20020705184119/http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/020704ke64410.html 「時速100キロの新快速から飛び降り、平然と去る――JR住吉駅」][[神戸新聞社]]、[[2002年]]7月4日。(2002年7月5日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。また、[[2011年]](平成23年)には、[[湖西線]][[近江舞子駅]]で、[[京都大学]]の学生らが、停車中の貨物列車に無断で乗車する騒ぎがあり、やはり鉄道営業法違反や、[[信用毀損罪・業務妨害罪|業務妨害]]で取り調べを受けている<ref>貨物列車飛び乗り「名水めぐり」 大学生3人を取り調べ 朝日新聞 2011年8月24日</ref>。
[[2012年]](平成24年)には、男が京阪神の新快速の[[連結器]]部分にしがみ付き、[[御着駅]]で取り押さえられ鉄道営業法違反の現行犯で逮捕されている<ref>[http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120303k0000e040159000c.html 鉄道営業法違反:新快速にしがみつく 兵庫で男逮捕] 毎日新聞 2012年3月3日</ref>。