「ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者」の版間の差分

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=== エゥーゴ ===
; {{Anchor|クリスティアン・カーク}}
: ロサ・ギガンティアの戦闘指揮官。エゥーゴ参加前は北米の士官学校で教官を務めていた(ヴァン、ダニカ、アーネスト、オビノにとっては恩師に当たる)。元々ティターンズに対して懐疑的であり、ダニカとカラバの連絡役を務めていた他、アーネストにもティターンズについて忠告していた。サラミス改級巡洋艦ヴァルナを鹵獲してからは、[[サラミス (ガンダムシリーズ)#サラミス改(Ζガンダム版)|デルフォイ]]と名を改めた同艦の艦長を務める。最初の訓令は「これからはファーストネームで呼ぶように」であった。後にアイリッシュ級「[[ラーディッシュ|アレイオーン]]」へ乗り換え引き続き艦長を務める。
: 一年戦争時はサラミス級の操舵手からMSパイロットに転科した経歴の持ち主で、鹵獲ザクのパイロットとしてゲリラ戦を展開していた。その後促成MS訓練部隊の教官を経て、ジムに乗り換えチェンバロ作戦、星一号作戦に参加、ア・バオア・クーでレビル艦隊の消滅を目の当たりにした。この経験からグリプスIIのコロニーレーザーに対して強い拒絶を表している。
: 『[[#審判のメイス|審判のメイス]]』ではふたたサラミス (ガンダムシリーズ)#サラミス改(Ζガンダム版)|デルフォイ]]の艦長として登場。グリプス戦役時同様に優秀な指揮能力を発揮する一方で、MS隊隊長のエスターにモーションをかける姿が見られる。
 
:審判のメイスでは再びサラミス (ガンダムシリーズ)#サラミス改(Ζガンダム版)|デルフォイ]]の艦長として登場。グリプス戦役時同様に優秀な指揮能力を発揮する一方で、MS隊隊長のエスターにモーションをかける姿が見られる。
;ドクター・アルヴィース
:[[ガンダム[ケストレル]]]開発主任。白衣と眼鏡が特徴。ドクター・ロキとは友人でケストレルは彼と共同でロスヴァイセのために作成したものである。戦後はニュータイプ研究所時代の同僚と結婚。ロープスと共にグラナダのアナハイム・エレクトロニクス社のサイコミュ搭載MSにかかわっているらしい。
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:グリプスⅡによるサイド2・18バンチへの砲撃などのティターンズの蛮行を目の当たりにし信念が揺らぐが軍人であることと、ライネスの敵を討つことを優先しティターンズにとどまる。しかしジャミトフ暗殺によるティターンズ分裂に際しニシザワよりライネスの死の真相を知り組織への忠誠は崩壊する。
:最終決戦においてテルアビブ分遣艦隊に合流してきたバーダーに対し後ろから銃撃し敵を討つも、その直後にエレトリアの被弾に巻き込まれ戦死する。
 
;ヒューイット・ライネス
:大尉。アーネストの上官にしてMS部隊隊長。アルベールとは士官学校の同期で航空機墜落事故でお互いに生き残った仲であり、現在は友人以上恋人未満の間柄。戦闘機好きから軍人になった元戦闘機乗りでTINコッドに乗っていた。MSパイロットに転科し[[一年戦争]]と[[デラーズ紛争]]を経て5機撃墜してエースに。アーネストの良き上官であったが、30バンチ事件の真相を知るためティターンズ本部にマークされており、オビノに渡した事件映像流出の責を負わされニューギニアでの戦闘中にバーダーに謀殺される。搭乗機体は[[ジム・クゥエル]]、後に[[マラサイ]]。
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:少尉。アーネストの同僚でMSパイロット。いかなる時もジョークを絶やさず脳天気に振舞ってはいるが理性的な性格。偵察・分析能力に長け直接戦闘することこそ少ないものの、その能力でライネス隊やアーネスト隊を支える縁の下の力持ち。ロスヴァイセの兄貴分を自称する。プリシアに一目ぼれし、アプローチし続けるもすげなくあしらわれている。ニシザワの命による地球への核攻撃に対し反対をしたためアーネストによって撃たれ、脱出艇によってエレトリアから追放される。
:搭乗機体は[[ザクシリーズのバリエーション#ザクフリッパー|ザクフリッパー]]を近代化改修しながら乗り続けている。彼のザクフリッパーは最終的に下半身と内部構造の大半をハイザックのものに換装し、ハイザック用のシールドと大型ビームカノンを搭載したフリッパー・カスタムと言えるものになっている。
;ソウイチ・オビノ
:上記エゥーゴ参照
;ユーイン・バーダー
:少佐。グリプス本部から派遣された将校。「エンジョイ&エキサイティング」をモットーとし敵機撃墜を単なるスコア稼ぎとみなすなど、良識のかけらもない快楽主義者。一年戦争来のウルトラエースでありながら味方を盾にしたり命令違反の常習犯であることから愉快犯というニックネームを付けられ一般将兵に軽蔑される一方で、同じ価値観を持つ彼の部下からは熱狂的に慕われている。
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:ティターンズ壊滅後はジャミトフの遺命と称し分艦隊を率いて地球の主要都市に中性子弾頭による核攻撃を行おうとする。
:最終決戦においてテルアビブに乗り込んできたパンターニとオビノに地球への核攻撃がジャミトフの遺命ではなく独断であることを告白して服毒自殺した。(オビノはジャミトフの遺命は本物で、ニシザワは本心では核攻撃を望んでいなかったのではないかと推測している)
; {{Anchor|エスター・マッキャンベル}}
: ティターンズ少尉。ニシザワの計らいでアーネストとの「縁談」の為にサラミス改級「エレトリア」に補充要員として配属されたパイロットの一人で、[[バーザム]]に搭乗する。金髪の美人。 階級が上と言う事もあり、同じ経緯で配属されたハリス、ブラシウらのリーダー格を務めるが、グリプスⅡによるサイド2・18バンチへの砲撃を目の当たりにし、エゥーゴへ投降している。
: 『[[#審判のメイス|審判のメイス]]』では、サラミス改級「デルフォイ」のMS部隊隊長に就任し、アイリスやヨ[[ジムIII#ジムIII・ディフェンサ|ジムIII・ディフェの上官となサー]]に搭乗する。アーネストの一件以来男に縁が無いと悟り男断ちをするものの、同艦艦長であるクリスティアン少佐からアプローチされ断り続けるが、決戦時に食事の誘いを受け入れる。
 
:審判のメイスでは、サラミス改級「デルフォイ」のMS部隊隊長に就任し、アイリスやヨーンの上官となる。アーネストの一件以来男に縁が無いと悟り男断ちをするものの、同艦艦長であるクリスティアン少佐からアプローチされ断り続けるが、決戦時に食事の誘いを受け入れる。
:搭乗機体は[[バーザム]]、審判のメイス時には[[ジムIII#ジムIII・ディフェンサー|ジムIII・ディフェンサー]]
 
;メイジー・ハリス
:ティターンズ曹長。ニシザワの計らいでアーネストとの「縁談」の為にサラミス改級「エレトリア」に補充要員として配属されたパイロットの一人。 赤毛のショートカットでスポーツウーマンと言った風貌の美人。ロスヴァイセとアーネストの仲を心配する一面を覗かせるなど仲間想いで、そのためにエレトリアの専有を見捨てられず 三人の中で唯一最後までティターンズとして戦い抜いた。最終決戦で、即席ながらシミオン、テーホーとジェットストリームアタックを行うなど善戦するが、ルシアンと相打ちになって撃墜されるも脱出ポッドを改修され生き残る。
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;スヴェア・リュング
:ドクターロキの後任のロスヴァイセ担当の技術者。年は若い女性だが周囲の人間に魔女を想起させる雰囲気の持ち主で、ニュータイプ研究所職員らしい倫理観の欠如した人物。ロスヴァイセに投薬や催眠と言ったマインドコントロールを施し再調整を行う。実はハイスクール時代にアーネストと同級生で彼に憧れていたが、全く相手にされないまま一年戦争で死にかけニュータイプ研究所で偶然再会できた時にはすでにアーネストはロスヴァイセと惹かれあっており、それを認められなかったためアーネストとロスヴァイセの関係を嫌悪している。
; {{Anchor|ビオ}}
: 「エレトリア」副長で大尉。茶髪の白人女性でふくよかな体型。一年戦争で夫を亡くしシングルマザーとして一児の息子を育てる。
: 『[[#審判のメイス|審判のメイス]]』ではエゥーゴのサラミス改級「デルフォイ」の副長を務めているがティターンズ士官だった彼女がどうやって処分を免れたかは不明
 
; {{Anchor|アイリス・アリスン}}
:審判のメイスでは、サラミス改級「デルフォイ」の副長を務めているがティターンズ士官だった彼女がどうやって処分を免れたかは不明。
: 番外編「分岐」および『[[#審判のメイス|審判のメイス]]』のヒロイン。一年戦争後も北米で苦労しながら両親と暮らしていたが、デラーズ・フリートのコロニー落としにより両親を失い、ジオンを憎むようになる。
;アイリス・アリスン
:番外編「分岐」および「審判のメイス」のヒロイン。階級は軍曹。 グリプス戦役当時は 19歳の銀髪美少女ティターンズ軍曹で、キリマンジャロ基地に勤務するティターンズ兵士。一年で[[陸争後も北米で苦労しながら両親と暮らしていたが、デラーズのコロニー落としにより両親を失いジオ型ザクII#ザクキャノを憎むよう|ザクキャノン]]なる搭乗。ヨーンの乗るワグテイルとの戦闘中にサイコガンダムの無差別攻撃に遭い、共に難負傷。その後ヨーンとともにカラバに救出されそのまま投降連邦軍へ移籍している。 当初はティターンズの掲げる地球至上主義を叩き込まれていたが、ヨーンと和解した事を切欠きっかけにその考えを改めるようになる。
:審判のメイスでは、ヴァンより先に第1次ネオ・ジオン戦争の際に宇宙へ上がっており、サラミス改級「デルフォイ」のMS隊に所属、[[ジムIII#ジムIII・ディフェンサー|ジムIII・ディフェンサー]]に搭乗する。
:搭乗機体はティターンズ時代は[[陸戦型ザクII#ザクキャノン|ザクキャノン]]。デルフォイ配属後は[[ジムIII#ジムIII・ディフェンサー|ジムIII・ディフェンサー]]。
 
=== カラバ ===
;ゲルディ、グイード
:ゲルディは少尉、グイードは軍曹。ジオン軍残党のユーコン級潜水艦のU-567に所属するMSパイロットで生粋の水陸両用MS乗り。彼らはカラバ参加前からケラウノスとは共闘関係にあった。母港であったノゥベル島をニコシアの砲撃により居住地ごと破壊されたため復讐に燃える。搭乗機体はゲルディは[[ズゴック]]、グイードは [[アッガイ]]で、のちに両方[[ザク・マリンタイプ#ザク・マリナー|ザク・マリナー]]。
; {{Anchor|ヨーン・ユルヤナ}}
: 番外編「分岐」および『[[#審判のメイス|審判のメイス]]』の主人公。階級は軍曹で18歳。
: お調子者で勢いで行動するためしょっちゅうばしば機体を破損するが筋はよく後にカラバのエースパイロットとなる。
: サイド4出身だが、一年戦争において緒戦のジオン公国のコロニー落としから逃れるために地球に避難するが、出身コロニーが壊滅したためそのまま地球に住み着き不法居住者となった。ティターンズによって暮らしていた不法居住者の襲撃されが、ケラウノス(ヴァン加入前のケラウノスによって命を救われ、義勇兵としてカラバに志願した義勇兵する。[[ガウ (ガンダムシリーズ)#ガウ改|ガウ改級「アトバラナ」]]所属となり、ニューギニアの戦いのあとにワグテイルを受領し各地を転戦、キリマンジャロ基地での戦闘でアイリスと運命的に出会う。当初はアトバラナの操舵手であるエリー少尉に好意を抱いていたが、後にアイリスとメールによる文通を経て恋人同士となる。
:審判のメイスでは、式に地球連邦軍人となっており、第1次ネオ・ジオン戦争後にサラミス改級「デルフォイ」に配属される。ワグテイルを乗りこなしていた腕を見込まれガンダム[グリンブルスティ]のパイロットとなる。
 
:審判のメイスでは、正式に地球連邦軍人となっており、第1次ネオ・ジオン戦争後にサラミス改級「デルフォイ」に配属される。ワグテイルを乗りこなしていた腕を見込まれガンダム[グリンブルスティ]のパイロットとなる。
:搭乗機体はカラバ時代は[[ジム改#ワグテイルII|ワグテイルIIex]]、デルフォイ配属後は[[ガンダム[ケストレル]#ガンダム[グリンブルスティ]|ガンダム[グリンブルスティ]]]。
;エイルマー・レイシー
:番外編「分岐」に登場する「アトバラナ」のMSパイロット。MS隊隊長だが階級は不明。ヨーンのよき兄貴分でよく彼をからかっている。一年戦争からの歴戦の勇士でカラバ参加前はマイノット基地にMS教官として赴任していた。ヨーンが行方不明から復帰した時は意外と涙もろいことが判明した。
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== 審判のメイス ==
2012年9月から『審判のメイス』のサブタイトルが付いた「番外編」が2012年11月まで連載された。全3話の内容は一部『ビジュアルブック コンプリートファイル』に収録されているが、小説の単行本は未刊行に終わっている。WEB上の連載は数年間削除されず掲載が続いていたが、2016年ごろに閲覧不能になり、現在読む方法は事実上存在しない
 
C3TOKYO 2016において本作のコミカライズとして『'''機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス'''』が[[月刊コミック電撃大王]]で連載されることが発表された10月27日発売の電撃大王2016年12月号にプロローグコミックが掲載され、次号から本格的な連載がされた
審判のメイス編全3話の内容は、一部ビジュアルブック コンプリートファイルに収録されているが、小説の単行本は未刊行に終わっている。WEB上の連載は数年間削除されず掲載が続いていたが、2016年ごろに閲覧不能になり、現在読む方法は事実上存在しない。
 
C3TOKYO 2016において本作のコミカライズとして『'''機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス'''』が[[月刊コミック電撃大王]]で連載されることが発表。10月27日発売の電撃大王2016年12月号にプロローグコミックが掲載され、次号から本格的な連載が始動。
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=== あらすじ ===
宇宙世紀0089年2月、サラミス改級「デルフォイに配属されたヨーンは恋人アイリスと再会を果たす。そこにネオジオンの攻撃を受けていたダモクレス基地との連絡が途絶えたの一報が入る。ネオジオンの目的はダモクレスによる隕石落としと推測されたためデルフォイは僚艦シラクサ、カタニアと共に奪還作戦に従事。ジオンの古強者オーラフを下しダモクレスの奪還に成功する。しかし、オーラフの最期の言葉によってダモクレスは囮であり彗星C/UC0089こそが本命と判明。ガンダムの活躍をよく思わない地球連邦軍上層部によって、デルフォイ艦隊は増援のないままC/UC0089の奪還作戦を決行する。
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=== 主な登場人物 ===
==== 地球連邦軍 ====
以下の人物はリンク先を参照。
;ヨーン・ユルヤナ
;* [[#アイリス・アリスン |アイリス・アリスン]]
:上記カラバ参照
;* [[#エスター・マッキャンベル |エスター・マッキャンベル]]
;アイリス・アリスン
;* [[#クリスティアン・カーク|クリスティアン・カーク]]
:上記ティターンズ参照
* [[#ビオ|ビオ]]
;エスター・マッキャンベル
;* [[#ヨーン・ユルヤナ |ヨーン・ユルヤナ]]
:上記ティターンズ参照
 
;クリスティアン・カーク
;JFK( JFK(ジャンクフリーキット)
:上記エゥーゴ参照
: グリンブルスティの整備主任。謎の経歴の持ち主でハンマーを持った旧ザクを作業用MSとして使用する。不意打ちとは言えその旧ザクでガザCを撃墜したり、ジムⅡを狙撃で撃墜する凄腕である。
;JFK(ジャンクフリーキット)
:グリンブルスティの整備主任。謎の経歴の持ち主でハンマーを持った旧ザクを作業用MSとして使用する。不意打ちとは言えその旧ザクでガザCを撃墜したり、ジムⅡを狙撃で撃墜する凄腕である。
;ビオ
:上記ティターンズ参照
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==== ネオ・ジオン / カメラード ====
;アルノー・ワイゼンベルガー
:ムサイ級「フュールド」艦長。モビルスーツ戦ではシュツルム・ディアスを乗機とする。
:顔の整った美男子だが、自分を戦いの中でしか生きられないと言い切る戦闘狂。
:アクシズの騎士と呼ばれたネオ・ジオンの精鋭だが、グレミー・トトの反乱に巻き込まれる事なく第1次ネオ・ジオン戦争を生き延び、オーラフ、ハンスらと共に彗星「C/UC0089」を地球へ衝突させる「審判のメイス」作戦を決行する。
;オーラフ・デール
:ムサイ級「ヴィスマール」艦長。アルノーの同志であり、ゲルググJをベースとしたリゲルグのパイロットでもある。
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:四度続いた戦争・紛争において死に場所を得られず、死に場所を探して渡り歩くような存在となっており、玉砕覚悟の「審判のメイス」作戦に賛同した。
:なお、乗艦であるヴィスマールのクルー達もまた、一年戦争後から彼と行動を共にしている。
 
;ハンス・シュミット
:サラミス改級「ウエストサハラ」艦長。
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:なお、「ハンス・シュミット」の名は偽名であり、本名は作中で明かされていない。
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=== 主な登場兵器 ===
==== デルフォイ(地球連邦軍) ====
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*百式([[ジム]]改造機)
*Ζガンダム([[ザクII]]改造機)
 
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